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額縁の壁掛け金具の選び方|壁の材質や重さで変わる付け方

額縁の壁掛け金具の選び方|壁の材質や重さで変わる付け方

額縁の裏を返すと、上辺の左右に三角の吊り金具が2つ付いていて、間にヒモが渡してあります。

この2点をそのまま2本のフックで掛けるのか、ヒモの中央を1本のフックで受けるのかで、壁に開ける穴の数と、傾いたときの直しやすさが変わります。

壁掛け金具は「壁側のフック」と「額縁側の吊り金具」の2つがそろって初めて機能するので、どちらか片方だけを見て選ぶと掛けられません。

さらに、A3と書かれた額縁は297×420mmの紙が入るという意味で、マット付きなら外寸は一辺で数cm大きくなります。

壁の空きに収まるかどうかは外寸で決まります。

本記事では、壁掛け金具のタイプと壁に残る跡の違い・掛ける前に測る場所・石膏ボードや賃貸の壁で使える留め方・掛けたあとに起きる傾きまで解説します。

インテリアグッズLab 編集部

インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

壁掛け金具が額縁の置き場所の制約を解く理由

額縁を棚やチェストの上に立てかけると、奥行きは額縁の厚みぶんでは済みません。

倒れないよう後ろに寝かせるため、A3サイズなら棚の奥行きを10cm前後ふさぎます。

壁に掛ければ、壁から手前に出るのは額縁の厚みと壁掛け金具の厚みを足した寸法だけなので、薄いフレームなら2cm前後に収まります。

そのため壁掛け金具が答えになるのは、置き場所が足りない部屋というより、置ける面がそもそも無い場所です。

玄関の靴箱の上は扉の開閉に当たり、洗面台の周りは水がかかり、階段の途中や廊下には棚を置けません。

掛ける面だけはどの部屋にもあるので、飾る場所の選択肢がいちばん広がります。

飾る場所ごとの額縁選びは場所別の額縁の選び方で解説しています。

額縁の壁掛けで先に測る場所

外寸と内寸を取り違えない

額縁のサイズ表記は、中に入る紙の寸法、つまり内寸です。

A4の額縁は210×297mmの紙が入るという意味で、枠の外側まで含めた外寸はそれより大きくなります。

マット(台紙)を挟むタイプならさらに増えるので、壁の空きスペースと比べるときは外寸のほうを使ってください。

A4での外寸と内寸の差はA4額縁の寸法の見方で解説しています。

フックを打つ高さの出し方

掛ける位置を決めるのは額縁の上辺ではなく、ヒモや吊り金具の頂点の高さです。

額縁を裏返してヒモを上に軽く張り、上辺からヒモの頂点まで何cmあるかを測ります。

飾りたい高さ(絵の中心が床から140〜150cmあたりに来ると目線に合いやすいという目安があります)から、この寸法を引いた位置がフックを打つ高さです。

廊下や階段など人が通る壁では、壁からの出っ張りも測っておくと、肩が当たる位置を避けられます。

実際の配置手順は壁に配置する手順で解説しています。

壁掛け金具のタイプと、壁に残る跡の違い

タイプ壁に残る跡向いている場所
石膏ボード用ピンフック細い針の穴が数か所石膏ボードの壁、賃貸
木ネジ+フックネジ穴1〜2か所下地の木部がある位置、重い額縁
石膏ボードアンカーピンより太い下穴下地の無い位置に大きな額縁を掛けるとき
粘着テープ式フック壁紙が一緒に剥がれることがある平らでつるつるした面、軽い額縁
ピクチャーレール+ワイヤーレール取り付け時のネジ穴複数枚を並べ替える壁
マグネットフック穴は開かない磁石が付く面のみ

粘着テープ式の耐荷重はメーカーの公表値で、指定された手順で平らな面に貼った条件での数値です。

凹凸のある壁紙や油分の付いた面、冬の冷えた壁では、その値に届かないまま剥がれることがあります。

貼る前に目立たない場所で試し、落ちても困らない軽い額縁から使ってください。

ピクチャーレールは最初にネジを打つ手間がかかる代わりに、掛ける位置を横方向に自由に動かせるので、キャンバスや大判を含めて何枚も入れ替える壁に向きます。

キャンバス用の枠の規格はキャンバスに合う額縁の規格で解説しています。

壁掛け金具を留められる壁かどうかの確かめ方

下地の位置を探す

室内の壁の多くは厚さ9.5mmか12.5mmの石膏ボードで、木ネジをそのまま打っても引き抜く力にほとんど耐えません。

板の裏に木の下地(間柱=まばしら)が通っている位置なら、木ネジが効きます。

間柱の間隔は455mmや303mmが多いので、コンセントのプレートを外して下地を1か所見つけ、そこから定規で当たりをつける方法が確実です。

壁を軽く叩いて音が詰まる場所を探す、下地探し用の細い針を刺して確かめる、といった方法もあります。

下地が見つからない位置に大きな額縁を掛けたいなら、石膏ボードアンカーを使うか、掛ける場所そのものを変えてください。

穴を開けられない壁での選び方

賃貸で穴を避けたい場合、まず部屋にピクチャーレールが最初から付いていないかを見てください。

付いていればワイヤーと自在フックを足すだけで済みます。

次の候補は突っ張り式のウォールバーですが、突っ張りの耐荷重は真下に引く力での公表値で、額縁を手前に引く方向の力には表示より弱くなります。

マグネットフックは素材ではなく鋼種で付くかが決まり、ステンレスでも磁石が付かない種類があります。

玄関ドアや冷蔵庫の側面は面によって違うので、貼る前に手持ちの磁石を当てて試してください。

掛けたあとに起きる傾きと、壁掛けで妥協する点

ヒモの中央を1本のフックで受ける1点吊りは、穴が1つで済む代わりに、掛け直すたびに左右が傾きます。

ヒモの張りが片側に寄るためで、壁の角度ではありません。

額縁側の吊り金具2つを2本のフックで受ける2点吊りにすると水平は安定しますが、2つのフックの高さをそろえて打つ手間が増え、位置を1cm直したいときは穴が2つ増えます。

掛けたあとも、扉の開閉や人の通る振動で少しずつずれます。

落ちたときにガラス板が割れる不安があるなら、アクリル板の額縁を選ぶという判断もあります。

ベッドやソファの真上、通路の頭の高さは、落下したときに人に当たるので避けてください。

サイズ別の候補を絞るときはA3サイズの額縁の選び方で解説している寸法の考え方も参考になります。

よくある質問

石膏ボードに直接ネジを打っても大丈夫ですか

下地の木部に当たっていないネジは、締まった感じがしても引き抜く力に耐えません。石膏ボードだけの位置に掛けるなら、専用のピンフックか石膏ボードアンカーを使ってください。

額縁に壁掛け用の金具は付いていますか

額縁に付属する吊り金具はメーカーや品番によって違い、三角の吊り金具とヒモが付くもの、裏板に穴だけが開いているもの、何も付かないものがあります。壁側のフックは別売りが一般的なので、額縁側の金具の形を確認してから、合うフックを選んでください。

大きい額縁と小さい額縁で金具は変えるべきですか

A4程度までなら1点吊りでも収まりますが、A2やユニホーム用の大判になると自重で傾きやすく、2点吊りのほうが安定します。大判の枠の実寸はA2額縁の寸法一覧とユニホーム額縁のサイズの選び方で解説しています。

まとめ

壁掛け金具を選ぶ順番は、掛けたい壁が石膏ボードか下地のある位置かを確かめ、次に額縁側の吊り金具の形を見て、最後に外寸と壁からの出っ張りを測る流れになります。

この3つがそろえば、ピンフックで足りるのか、アンカーやピクチャーレールまで必要なのかが決まります。

ぜひ本記事のタイプ別の比較表と、フックを打つ高さの出し方を参考に、掛ける壁と額縁に合う金具を選んでください。

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