a3サイズ 額縁の選び方|サイズと形で決まる置きやすさ

掛けたい壁の幅を測ってからA3サイズの額縁を買うと、枠のぶんだけ収まらないことがあります。
A3の297×420mmは中に入る紙の寸法で、壁を占める外寸ではありません。
枠の幅は製品によって違い、細いものでも片側15mm前後、幅広の木枠では40mm近く外へ張り出します。
額縁のサイズ表記はどのメーカーも中に入る紙の寸法を基準にしているため、外寸は商品ごとに確かめるしかありません。本記事では、A3の実寸と外寸の差・壁で測る場所・フレームの素材ごとの重さ・A3を選ぶ前に知っておきたい制約を解説します。

インテリアグッズLab 編集部
インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
A3サイズの額縁が占める壁の面積
A3は297×420mmで、ISO 216という国際規格で決まっているA判の1つです。
A4(210×297mm)を2枚並べた大きさで、A2(420×594mm)のちょうど半分にあたります。
家庭用プリンターで出せるのはA4までという環境が多く、A3はコンビニのコピー機やネットのプリントサービスで作ることが多いサイズです。
壁に掛けたときに見える大きさは、紙の寸法に枠の幅が加わった外寸で決まります。
細枠のアルミなら約33×45cm、幅広の木枠だと38×50cm近くになるので、幅40cmしか空いていない壁では細枠しか選べません。
ソファの上や玄関の正面に1枚だけ掛ける場合、A4では離れると絵柄が小さく見え、A2だと壁の中心を1枚で占めてしまいます。
その中間を埋めるのがA3で、複数枚を並べて飾るときにも枚数を調整しやすい大きさです。
A2の実寸と飾れる作品の目安はA2額縁の寸法一覧で解説しています。
A3額縁の外寸と内寸はどこが違うか
内寸は297×420mmより少し大きく作られている
内寸を297×420mmぴったりに作ると紙が入らないため、額縁の内寸は数mm大きめに設計されているのが一般的です。
そのぶん紙の端が枠の裏に少しかかる形になり、絵柄の端まで見せたい作品では見え方が変わります。
反対に、自分で切った紙を入れる場合は297×420mmより小さく切ると四辺に隙間が出ます。
壁で測るのは外寸と、壁からの出っ張り
買う前に測るのは、掛けたい場所の空き幅と高さ、それに壁からどれだけ出てよいかの3つです。
空き幅は隣の家具やカーテンレール、スイッチプレートまでの距離で決まります。
額縁の厚みは前面の材質と裏板のぶんを合わせて1〜3cmほどが目安で、廊下のように人が通る場所では肩や荷物が当たる位置を避けてください。
縦向きと横向きで必要な空きが入れ替わるので、A3額縁の縦横の向きで解説している向きの決め方も合わせて確かめると寸法の取り違えが減ります。
マットを入れればA3の枠にA4も飾れる
額縁の内側にマットと呼ばれる厚紙の台紙を重ねると、内寸を小さくして作品の周囲に余白を作れます。
A3の枠にA4のマットを組み合わせる形は市販品にも多く、作品を替えるときも枠を買い替えずに済みます。
A4の外寸と内寸の関係はA4額縁のサイズ対応表で解説しています。
フレームの素材で変わる重さと前面の材質
同じA3でも、枠と前面の材質の組み合わせで重さが数倍変わります。
前面はガラスとアクリルの2タイプで、同じ厚みならガラスはアクリルの2倍ほど重く、落とすと割れて破片が飛びます。
アクリルは軽くて割れにくい反面、乾いた布で強くこすると細かい傷が付きます。
| 枠と前面の組み合わせ | 重さの傾向 | 向いている場所 |
|---|---|---|
| 木製+ガラス | いちばん重い | 下地にネジを打てる壁、棚に立てる |
| 木製+アクリル | 中間 | 木の建具や家具に色を合わせたい壁 |
| アルミ+アクリル | 軽い | 細枠で壁の空きが少ない場所、複数枚を並べる壁 |
| 樹脂+アクリル | 軽い | 子ども部屋、色を選びたい場合 |
重さは掛け方の選択肢をそのまま狭めます。重い組み合わせを選ぶと下地にネジを打つ前提になり、軽い組み合わせならピンや粘着でも候補に入ります。
石膏ボードの壁と賃貸で使える掛け方
ネジはボードだけでは効かない
日本の住宅の壁の多くは石膏ボードで、ネジをそのまま打っても白い粉が出るだけで固定できません。
ボードの裏には間柱という木の下地が入っていて、間隔はおおむね45cmか30cmです。
下地探しの針を刺すか、ボードを留めているビスを磁石で探すと位置が分かります。
下地の上ならネジが効き、重い木製+ガラスの額縁もここに掛けてください。
ピンフックと粘着フックは向く面が違う
細いピンを数本打つピンフックは、石膏ボードだけの場所でも使えて穴が小さく済みます。
粘着フックは平らでつるつるした面に向きますが、凹凸のある壁紙では剥がれることがあるので、目立たない場所で試してから本番の位置に貼ってください。
どちらもメーカーが公表している耐荷重は決まった条件で測った値で、壁紙の状態や油分、気温で変わります。
表示の数値を上限として使うのではなく、余裕を持たせた重さで選ぶほうが安全です。
フック1点で吊ると額縁が傾きやすいので、横に2点で支えると水平を保ちやすくなります。位置決めの手順は壁への配置手順で解説しています。
A3サイズの額縁を選ぶ前に知っておきたい制約
棚や机に立てる使い方を考えているなら、スタンドを立てたときの奥行きを見てください。
A3を斜めに立てると足元が15cm前後まで出るので、奥行きの浅い棚では前にはみ出します。
倒れたときに周りのものに当たる高さでもあるため、水まわりや通り道の近くは避けたほうがいいでしょう。
入れられる作品の範囲も見落としやすい点です。
写真の四つ切(254×305mm)や六つ切(203×254mm)はA判とは別の体系で、A3の内寸に入れても余白が四辺で不均等になります。
B3(364×515mm)はA3より大きく、A3の枠には入りません。
キャンバスに描いた作品も厚みがあるため専用の枠が必要で、規格の違いはキャンバス作品のサイズで解説しています。
よくある質問
A3の額縁にA4の紙を入れられますか
入れられます。
ただし紙だけを置くと内側で動くので、A4用の窓が開いたマットを重ねて固定してください。
周囲に余白ができるぶん、作品が引き締まって見えます。
A3とB3はどちらが大きいですか
B3(364×515mm)のほうが大きく、A3(297×420mm)の枠には入りません。賞状や書道の作品はB判が使われることも多いので、飾りたいものを測ってから枠を選んでください。
A3の額縁の重さはどのくらいですか
枠と前面の材質で変わり、木製+ガラスとアルミ+アクリルでは数倍の差が出ます。商品ページに重量が書かれていることが多いので、掛け方を決めてから重さを確かめると選びやすくなります。
まとめ
A3サイズの額縁で最初に確かめたいのは、297×420mmが中に入る紙の寸法だという点です。
壁の空きと突き合わせるのは枠を含めた外寸で、細枠と幅広の木枠では5cm近く差が出ます。
枠と前面の材質で重さが変わり、その重さが下地にネジを打つのかピンで済むのかを決めます。
飾り方や素材をもう一段掘りたい場合は額縁の選び方で解説しています。
ぜひ本記事の外寸の測り方と素材別の重さの表を参考に、掛けたい壁に合うA3額縁を選んでください。





