ポスター額縁のサイズ|A4・B2など規格別の選び方とコツ

A2のポスターに合わせてA2の額縁を買ったのに、壁に掛けたら想像より一回り大きい、ということが起きます。
ポスター額縁のサイズ表記は中に入る紙の寸法(内寸)で、フレームの幅は含まれていません。
A2の用紙は420×594mmですが、片側2cmの枠が付けば外寸は約46×63cmになります。
壁のどこまで占めるかを決めるのは外寸のほうです。さらにA判とB判は別の体系なので、B2の額縁にA1のポスターは入りません。
本記事では、内寸と外寸の違い・A判とB判のサイズ一覧・壁の測り方・大きいサイズで変わる重さと掛け方を解説します。

インテリアグッズLab 編集部
インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ポスター額縁のサイズ表記は内寸で、壁を占めるのは外寸
売り場やネット通販で「A2サイズ」と書かれた額縁は、A2の紙が収まるという意味で、フレーム込みの寸法ではありません。
枠の太さは製品によってばらつきがあり、細いアルミなら片側1cm前後、装飾のある木枠では4cm以上になることもあります。
同じA2表記でも、壁を占める面積は一回り以上変わります。
注文する前に、商品ページに外寸が書かれているかを確かめてください。
書かれていない場合は、内寸に枠幅の2倍を足すとおおよその見当が付きます。
外寸と内寸の差がつかみにくいときは、身近なA4額縁の外寸と内寸で解説しています。
マットを入れるとポスターは一回り小さく見える
マット(窓の開いた台紙)を挟む場合、額縁の内寸はそのままで、見える絵の面積だけが小さくなります。
A2の額縁にA3のポスターをマット付きで入れる組み合わせもよくあり、この場合でも壁を占めるのはA2の外寸のままです。
周囲に余白の少ないデザインほど、マットを足すと落ち着いて見えます。
A判・B判・海外表記で分かれるポスター額縁のサイズ一覧
日本で流通するポスター額縁は、A判とB判の2つの規格が中心で、この2つは別の体系です。数字が同じでもB判のほうが大きく、A2(420×594mm)とB2(515×728mm)では面積が1.5倍ほど違います。
| 表記 | 用紙の寸法 | よく使う場面 |
|---|---|---|
| A1 | 594×841mm | 大判の装飾ポスター、広い壁 |
| B2 | 515×728mm | 映画ポスター、告知ポスター |
| A2 | 420×594mm | 部屋の壁のメインに1枚 |
| B3 | 364×515mm | 家具の上の壁 |
| A3 | 297×420mm | 複数枚を並べて飾る |
海外製のポスターには、50×70cmや24×36インチ(約610×914mm)のように、A判ともB判とも一致しない表記で売られているものがあります。
同じ表記の額縁を探すか、一回り大きい額縁にマットを合わせて調整してください。
よく使う2サイズの実寸はA3額縁の寸法と向きとA2額縁の実寸で解説しています。
壁の実寸から決めるポスター額縁のサイズ
飾る場所が先に決まっているなら、壁を測ってから額縁のサイズを選ぶほうが早いです。測るのは次の3つです。
- 家具や建具に邪魔されずに使える壁の幅と高さ
- ソファや棚の天板から天井までの距離
- 前を人が通る幅(額縁の奥行きぶん壁から出ます)
家具の上に飾るなら、外寸の横幅を家具の幅の7割前後に収めると収まりが良い、というのがよく使われる目安です。掛ける高さは、額の中心が床から140〜150cmあたりに来ると立ったときの目線に合います。
迷ったら、決めた外寸の四角をマスキングテープで壁に貼ってみてください。
数字だけで判断するより、占める面積が分かります。
配置の手順は額縁を壁に配置する手順で解説しています。
ガラス面材とアクリル面材で変わる重さと割れ方
A2からA1へ一段上げると用紙の面積はおよそ2倍になり、フレームと面材の重さも近い比率で増えます。
面材にはガラスとアクリルの2タイプがあり、ガラスは表面が硬くて傷が付きにくい反面、大判では重く、落とせば割れて破片が飛びます。
アクリルは同じ面積ならガラスより軽く、割れても破片になりにくいものの、柔らかいので拭き掃除の摩擦で細かい傷が残り、静電気でほこりを寄せます。
枠は細いアルミなら軽く、幅のある木枠ほど重くなります。
高い位置に掛ける場合や子どもが出入りする部屋では、重さを優先してアクリル面材を選ぶ判断もあります。
素材ごとの向き不向きは飾る場所別の額縁の選び方で解説しています。
石膏ボードの壁にポスター額縁を掛けるときの下地と金具
石膏ボードの壁は、ネジをそのままねじ込んでも効きません。
中が空洞で、ボードが崩れて抜けます。
掛ける前に下地(間柱)の位置を確かめてください。
針を刺して探す道具を使う方法と、壁を叩いて音の変わる場所を探す方法があります。
下地に当たれば、木ネジで吊り金具を留められます。
下地のない位置に掛けたいときは、石膏ボード用のピンフックやアンカーを使います。
細いピンを斜めに何本も刺すタイプは、壁に残る穴が小さくて済みます。
ただし各社が示している耐荷重は、平らで傷んでいないボードに正しく取り付けた条件での公表値です。
壁紙の浮いた場所や古いボード、湿気の多い部屋では同じようにいきません。
粘着フックも平らでつるつるした面を前提にしていて、凹凸のある壁紙では剥がれることがあるので、目立たない場所で試してから使ってください。
賃貸で穴を増やさない掛け方
穴を一切開けたくない場合は、床に置いて壁に立てかける、家具の上に置く、もとから付いているピクチャーレールを使う、といった方法があります。
立てかけるときは額縁の奥行きと、倒れないように後ろへ傾ける角度のぶんだけ床を占めるので、通路には置かないでください。
A2以上の大判を吊るときは、金具1点だと傾きやすく、左右2点で支えると水平を保ちやすくなります。
よくある質問
手元のポスターのサイズが分からないときはどう調べますか
四辺を定規で測って、規格の寸法と照らし合わせてください。
A2は420×594mm、B2は515×728mmで、数mm程度の差なら断裁のずれです。
どの規格とも合わない場合は海外規格か変形サイズなので、一回り大きい額縁にマットを合わせる方法があります。
A判の額縁にB判のポスターは入りますか
B3(364×515mm)はA2の内寸より小さいので物理的には入りますが、上下左右に隙間が残ってずれます。
マットを挟んで位置を固定してください。
逆にB2はA2の内寸より大きいため、A2の額縁には入りません。
大きいポスター額縁ほど壁が華やかになりますか
面積が増えるぶん目は引きますが、壁の使える幅や家具との間隔を超えると窮屈に見えます。壁の実寸を測り、外寸がその中に余白を残して収まるかどうかで判断してください。
まとめ
ポスター額縁のサイズ表記は中に入る紙の寸法で、壁を占めるのは枠を足した外寸です。
A判とB判は別体系なので、手元のポスターを実測してから規格を当てるのが確実で、飾る壁の使える幅と高さを先に測っておけば外寸から逆算して選べます。
大判になるほど重くなり、面材と下地の条件も絡んでくるので、掛け方まで含めて決めてください。
ぜひ本記事のサイズ一覧と壁の測り方を参考に、飾る場所に収まる一枚を選んでください。





