SHARE:

コルクのコースターは水に強い?特徴とお手入れのポイント

コルクのコースターは水に強い?特徴とお手入れのポイント

コルクのコースターの商品ページに並ぶ「約90×90×5mm」という表記は、天面の外形と厚みを示した数字で、グラスが乗る有効な面積を示すものではありません。角を丸めた形なら、水滴を受け止められる幅は表示より数ミリ狭くなります。

さらにコルクには、樹皮を切り出した天然コルクと、粒を接着して固めた圧縮コルクがあり、同じ「5mm」でも硬さと反りやすさが違います。

売り場でどちらなのか書かれていないことも珍しくありません。

本記事では、コルクのコースターのサイズ表記の読み方・2つのタイプと厚みの段階・グラスの底径からの選び分け・表記がずれる理由を解説します。

インテリアグッズLab 編集部

インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

コルクのコースターのサイズ表記は直径と厚みを指す

丸型は「φ90×5mm」または「直径9cm×厚み5mm」、角型は「90×90×5mm」と書かれ、最後の数字が厚みです。

単位が省かれて「90×90×5」とだけある場合はミリメートルで、9cm角のものと同じ寸法を指します。

センチ表記とミリ表記が同じ売り場に並ぶので、比べるときはどちらかに揃えてから見てください。

この数字はいずれも外形です。

角を丸めた形や、縁を斜めに削った面取り仕上げでは、平らな部分が表示より一回り小さくなります。

縁が数ミリ立ち上がったトレー型のコルクのコースターだと、外形と内寸の差はさらに大きく、グラスが収まるのは内寸のほうです。

外形90mmでも、内寸が80mmを下回るものがあります。

セット売りでは「9cm×4枚」のように枚数が併記されますが、これは1枚あたりの寸法です。重ねた高さは厚み×枚数になるので、収納ケースに入れるつもりなら厚みを枚数分だけ足して考えてください。

天然コルクと圧縮コルクで変わる厚みと硬さ

2つのタイプの見分け方

天然コルクはコルクガシの樹皮をそのまま切り出したもので、表面にレンズ状の細かい気泡が縞になって並びます。

圧縮コルクはコルクの粒を接着剤で固めたもので、米粒からゴマ粒ほどの粒が模様として見えます。

商品写真を拡大すると、粒の輪郭があるかどうかでだいたい判別できます。

圧縮コルクは粒の大きさと圧縮の強さで硬さが変わり、厚みや形を自由に作れるため、市販のコルクのコースターはこちらが多数です。

天然コルクは一枚ごとに柄が違い、厚みの公差も出やすくなります。

裏面に滑り止めのゴムシートを貼った複合タイプもあり、この場合は表示の厚みにゴムの厚みが含まれているかどうかが製品によって違います。

滑りにくさをゴムに任せる考え方については、ラバー製コースターの特徴で解説しています。

厚みの段階と向く使い方

厚み性質向く使い方
2〜3mmシート状で軽く、重ねても場所を取らない。水を含むと反りやすい枚数を多く置きたい、来客用にまとめて出す
4〜6mm市販品で最も多い厚み。適度な弾性があり反りにくい日常使い全般
8mm以上熱を伝えにくく、形も崩れにくい。テーブルとの段差が出る取っ手のないカップ、小鍋の下にも使いたい場合

厚いほうが安定しそうに見えますが、段差が大きいとグラスを置いたときに縁を踏んで傾くことがあります。背の高いタンブラーを使うなら、6mm以下に抑えたほうが不安がありません。

グラスの底径から決めるコルクのコースターの直径

選ぶ順序は、置く器の底を測るところから始まります。グラスの底の直径に1.5〜2cmを足した寸法が、結露をこぼさずに受け止められる目安です。

器底径の目安合う直径
タンブラー・小ぶりのグラス5〜6cm7〜8cm
ロックグラス・ビールグラス6〜7cm8.5〜9cm
マグカップ6〜8cm9〜10cm
ワイングラス(台座で測る)7〜8cm9.5〜10cm

マグカップは取っ手が外へ張り出しますが、水滴が落ちるのは底の周囲なので、底径を基準にすれば足ります。

ワイングラスだけは台座の直径で測ってください。

1種類で兼用したいなら、9cm前後が製品数の多い寸法で、選択肢を絞りやすくなります。

素材ごとの向き不向きまで含めて比べたい場合は、コースター全体の選び方で解説しています。

同じ表記でも寸法と使い勝手がずれる理由

コルクのコースターの寸法には、ほぼ必ず「約」が付きます。

圧縮コルクは板に固めてから打ち抜くか切断するため、工程で±1mm程度の差が出ますし、天然コルクは素材の密度そのものが一枚ごとに違い、厚みの差はさらに大きくなります。

数ミリの違いを前提に、ぎりぎりの寸法を狙わないほうが安全です。

湿気でも寸法は動きます。

コルクは水分を含むとわずかに膨らみ、乾くと縮むので、薄いシート状のものを濡れたまま放置すると端から反り上がります。

反ったコースターは中央が浮いてグラスが安定しません。

寸法が合わないと起きることは、だいたい次の3つです。

  • 直径が足りず、グラスの外側を流れた結露がテーブルへ直接落ちる
  • 厚すぎて、コースターホルダーや収納ケースの内寸に入らない
  • 軽くて薄いものだと、結露でグラスの底に貼り付いたまま持ち上がる

3つ目はコルク特有です。

コルクは水に浮くほど軽い素材なので、グラスを持ち上げるとそのまま付いてきて、途中で落ちます。

貼り付きが気になるなら、厚みのあるものか、裏面にゴムのある複合タイプを選んでください。

なお、飲食店向けと書かれた製品の耐久や耐水の記載は、業務用の条件で確かめた内容です。

家庭での洗い方や乾かし方は違うので、そのまま同じ結果になると考えないでください。

コルクのコースターの寸法はどこに書かれているか

通販なら商品ページの仕様欄に「サイズ」と「材質」の行があります。

直径だけ書かれて厚みが抜けている例が多いので、厚みの記載がないものは候補から外すか、販売元に問い合わせてから決めたほうが確実です。

写真だけでは厚みは判断できません。

材質欄の書き方にも幅があります。

「コルク」とだけあるものは天然か圧縮かが分かりませんが、「コルク・合成ゴム」「コルク・MDF」のように2つ以上の素材が並んでいれば複合タイプで、表面か裏面に別の層があります。

表面に樹脂のコーティングがあるかどうかは吸水の具合を左右するので、「撥水加工」「ウレタン塗装」といった記載があるか確かめてください。

店頭の袋入り商品では、裏面のラベルに寸法と材質が印字されています。

ここに耐熱温度が書かれていることもあり、熱い飲み物に使うつもりならその数字を見てから買うのが確実です。

色柄から先に選びたい場合の考え方は、部屋に合わせるコースターの選び方で解説しています。

よくある質問

熱い飲み物のカップに使えますか

コルクは熱を伝えにくい素材で、断熱材としても使われます。

ただし圧縮コルクは粒を接着剤で固めているため、耐えられる温度は接着剤側の性質で決まります。

耐熱温度の表示があればその範囲で使い、表示がない製品では、沸かした直後の湯を注いだカップを直に置くのは避けてください。

水をどれくらい吸ってくれますか

コルク自体は水を含む素材ですが、吸った水は自然に乾くのを待つことになります。

表面に塗装やコーティングがあるものは、吸うより弾く作りなので、水滴は表面に残ります。

吸水そのものを目的にするなら別の素材が向いていて、珪藻土(けいそうど)コースターの吸水性で向き不向きを解説しています。

100均のものと専門店のものは寸法が違いますか

直径は9cm前後に集まっていて大きな差はありませんが、厚みは手に取れる価格帯のほうが薄い傾向があり、2〜3mmのシート状が目立ちます。薄いものは反りやすく、貼り付きも起きやすいので、長く使うつもりなら厚みの記載を見比べて選んでください。

まとめ

コルクのコースターの表記は外形と厚みで、角丸やトレー型では実際に使える面が表示より狭くなります。

選ぶときはグラスの底径に1.5〜2cmを足した直径を基準にし、厚みは4〜6mmを起点として、背の高いグラスなら薄めに、熱い器なら厚めに寄せてください。

天然か圧縮か、裏面にゴムがあるかも、反りや貼り付きに関わります。

ぜひ本記事の底径別の寸法表と厚みの段階を参考に、手持ちの器に合う1枚を選んでください。

あなたへのおすすめ