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額縁ひもの種類と選び方|太さ・長さ・強度の決め方は?

額縁ひもの種類と選び方|太さ・長さ・強度の決め方は?

額縁の裏で、左右の三角カンに白い紐が渡してあります。

これが額縁ひもで、売り場には太さ1.5mmから4mm前後までがmm表記で並びます。

この数字が示すのは紐の直径で、太いほど切れにくくなる代わりに、額の金具の穴を通らないことがあります。

もうひとつ間違えやすいのが長さです。

額の横幅と同じ長さで結ぶと紐が張りすぎて、壁に掛けたときにフックが額の上辺から顔を出します。

太さも長さも、好みではなく額のサイズと重さから決まります。

本記事では、額縁ひものmm表記の読み方・ビニールと繊維とワイヤーの使い分け・横幅から長さを出す手順・交換の目安を解説します。

インテリアグッズLab 編集部

インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

額縁ひものmm表記が示すのは紐の直径

パッケージにある「2mm」「3mm」という数字は、紐の直径です。

太いほど引っ張りに強くなりますが、額縁の裏についている三角カンの穴や、ヒートン(ねじ込み式の金具)の輪を通らなければ使えません。

手持ちの額に使えるかどうかは、金具の穴の内側の幅を測れば分かります。

3mmの紐を通すなら、穴の内側に4mm以上の余裕がほしいところです。

長さはm単位の巻きで売られ、必要なぶんを切り分けて使います。1つの額に使うのは横幅の1.2〜1.4倍ほどに結び代を足した長さなので、2mや3mの巻きがあれば複数の額に回せます。

なお、太さの表記と一緒に耐荷重が書かれている製品もあります。

これはメーカーが決まった条件で測った公表値で、結び方や紐の劣化具合までは含みません。

数値は上限ではなく目安として読んでください。

額縁ひもの素材は3タイプ|ビニール・繊維・ワイヤー

売り場に並ぶ額縁ひもは、素材で3タイプに分かれます。使う場所と額の重さで選び分けます。

タイプ特徴向く額
ビニール被覆(PVC)伸びにくく湿気にも強い。表面が滑るため結び目が緩みやすい写真額・ポスター額など一般的なもの
綿・麻などの繊維結びやすく金具になじむ。紫外線と摩擦で毛羽立ち、年数とともに細くなる軽い小型額、紐の色を額に合わせたい場合
ステンレスワイヤーほとんど伸びない。結べないので専用の留め具が必要ガラス入りの大判、重い木製額

迷ったらビニール被覆から

市販の額に最初から付いているのは、たいていビニール被覆の白い紐です。

伸びが少なく水気にも強いので、洗面所や玄関のような湿気のある場所でも使えます。

ただし表面が滑るので、固結びだけだと時間が経って緩むことがあり、結んだあとに余りを本線に何度か巻き付けて留めておくと安心です。

ワイヤーは結ばずに留める

ステンレスワイヤーは伸びないぶん、額が斜めに下がってくる心配がありません。

そのかわり結び目が作れないので、輪を作ってから金属のスリーブで潰して固定します。

工具が要る作業になるため、額の重さがビニール紐で心もとないと感じたときの選択肢と考えてください。

額そのものの重さは素材で大きく変わるので、額縁の素材と選び方で解説しています。

額の横幅と重さから決める太さと長さ

長さは横幅の1.2〜1.4倍で切り出す

紐を切る前に測るのは、額の横幅と、左右の三角カンの間隔です。

切り出す長さの目安は横幅の1.2〜1.4倍で、これに結び代として左右10cmずつを足します。

結んだあと紐の中央をつまんで持ち上げ、頂点が額の上辺より数cm下に来ていれば、掛けたときにフックが額の上から見えません。

たるませすぎると額が壁から浮いて前に倒れやすくなり、張りすぎると力が三角カンの1点に集中します。

中央を持ち上げてみて、紐が上辺すれすれで止まる長さがちょうどよい状態です。

掛ける位置の決め方や高さの目安は、壁に配置する手順で解説しています。

太さは額の重さと金具の穴で決まる

A4やA3程度の紙を入れた軽いポスター額なら、1.5mmから2mmで足ります。

ガラスを使ったA2以上の額は本体だけで重くなるため、3mm前後を選ぶか、ワイヤーに切り替えるのが無難です。

大判で迷いやすいサイズについてはA2額縁の実寸と選び方で解説しています。

耐荷重の表記が製品ごとにずれる理由

同じ2mmでも、製品によって書かれている耐荷重が違います。

これは素材の違いに加えて、試験のやり方が各社で異なるためです。

多くは真下に静かに引いた状態で測った値で、結び目の作り方や、金具に当たる部分の摩耗までは含まれていません。

店舗やオフィス向けの製品に書かれた数値も、家庭用と同じ条件で測ったとは限らないので、そのまま持ち込まないでください。

そのうえで覚えておきたいのが、額が落ちるかどうかは紐だけで決まらないということです。

紐・三角カン・壁のフック・壁そのもののうち、いちばん弱いところで結果が決まります。

石膏ボードの壁にピンを刺しただけのフックは、紐を太くしても強くなりません。

重い額を掛けるなら、下地の木材を探して打つか、石膏ボード用のアンカーを使ってください。

壁のフックの耐荷重も真下に引く力での値なので、額が揺れる場所では表示より早く外れます。

額縁ひもの交換時期とパッケージの見方

額縁ひもは消耗品です。

掛けっぱなしの額でも、紐は金具と擦れ続け、日の当たる壁なら紫外線で少しずつ劣化していきます。

次のような状態が出たら、中身を出す機会に交換してください。

  • ビニール被覆が硬くなり、曲げると白く筋が入る
  • 繊維の紐が毛羽立ち、金具に当たる部分だけ細くなっている
  • 結び目が潰れて平たくなっている
  • 紐全体が変色している

買うときに見る表示は、太さ(mm)・長さ(m)・素材・メーカー公表の耐荷重の4つです。

パッケージでは表面に太さと長さ、裏面や側面に素材と耐荷重が載っていることが多く、通販なら商品ページの仕様表に同じ項目が並びます。

手芸用の紐は色や風合いを選ぶための製品で、額を吊る用途を想定した強度の表示がないものもあるため、額縁用として売られているものを選ぶほうが確かです。

額のサイズ表記そのものに迷ったときは、A4額縁の外寸と内寸の違いで解説しています。

よくある質問

額縁ひもは凧糸や麻ひもで代用できますか

軽い小さな額なら結べますが、勧めません。

太さが一定でないものが多く、金具と擦れる部分から先に細くなります。

額縁用として売られている紐は太さが均一で耐荷重の表示もあるため、判断の材料が揃います。

三角カンへの結び方に決まりはありますか

片側の三角カンに通して固結びを2回作り、余った端を本線に3〜4回巻き付けて始末します。

反対側も同じように結び、最後に中央を持ち上げて長さを確かめてください。

ビニール被覆の紐は滑るので、巻き付けの工程を省かないことが大切です。

ワイヤーは家庭でも使えますか

使えます。

ただし結べないので、輪を作ってスリーブで固定するための工具が必要になります。

工具を増やしたくない場合は、太めのビニール被覆の紐を選び、壁側のフックと下地のほうを強くするほうが現実的です。

まとめ

額縁ひものmm表記は紐の直径で、金具の穴を通る範囲で額の重さに合わせて選びます。

長さは額の横幅の1.2〜1.4倍に結び代を足して切り、中央を持ち上げたとき上辺より下に収まれば適切です。

耐荷重の数値はメーカーが決まった条件で測った値なので、紐を太くする前に壁の下地とフックを見直してください。

ぜひ本記事の素材の比較表と長さの出し方を参考に、手持ちの額に合う一本を選んでください。

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