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ガラス額縁の特徴とは?木製やアクリルとの違いを詳しく解説

ガラス額縁の特徴とは?木製やアクリルとの違いを詳しく解説

A3(297×420mm)の額縁を壁に掛けようとして、思っていたより重いと感じることがあります。

前面に入っている板がガラスだと、同じ厚みのアクリル板に比べて倍近い重さになり、画鋲一本では支えられません。

そのかわりガラスは表面が硬く、拭き掃除を繰り返しても細かい傷が入りにくいため、何年も同じ場所に飾るものには向いています。

本記事では、ガラスの額縁の性質・避けたい置き場所・手入れの仕方・アクリルとの選び分けを解説します。

インテリアグッズLab 編集部

インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ガラスの額縁が選ばれる理由は透明度と表面の硬さ

額縁の前面に使われるガラスは、板ガラスとして流通しているフロートガラスが基本です。

厚みは2mm前後のものが多く、可視光をほぼそのまま通すので、作品の色が板を通したことによって変わりにくいという性質があります。

アクリル板も透明ですが、厚みが増すと切り口や面にわずかな色味が出る製品もあり、白地の作品を並べて比べると差が分かる場合があります。

もう一つの違いは表面の硬さです。

ガラスは乾いた布で何度拭いても擦り傷が付きにくく、静電気を帯びにくいのでホコリを引き寄せる度合いも小さくなります。

アクリルは柔らかいため、砂や埃が付いた状態で乾拭きすると細い傷が残り、光が当たったときに白っぽく曇って見えることがあります。

映り込みが気になるなら板の種類を確かめる

ふつうのガラスは表面で光を反射するので、窓や照明の正面に掛けると作品より映り込みのほうが目に入ります。

これを抑えた低反射ガラスや、紫外線の透過を減らしたUVカットガラスを入れた製品もありますが、店頭の見本では判別できないことも多いので、商品説明の板の種類の記載を確認してください。

サイズごとの選び方は額縁の選び方で解説しています。

直射日光と結露で先に傷むのは中の作品

ガラス自体は日光や湿気で変質しませんが、額縁の中身は別です。

南向きの窓から日が差す壁に掛けると、印刷物のインクは数か月で色が抜け始めることがあり、UVカットガラスを使っても進み方が遅くなるだけで止まりはしません。

写真やポスターを長く残したいなら、直射日光が当たらない壁を選ぶのが確実です。

洗面所や浴室の脱衣所も避けたい場所になります。

室温が上下すると額縁の内側で結露し、水滴が紙に染みてシミや波打ちが出ます。

木製フレームは湿気を吸って反り、枠とガラスの間に隙間ができることもあります。

水がかかる場所に飾るなら、フレームが樹脂かアルミで、中身が入れ替えられるものを選んでください。

加えて、重さのあるガラスの額縁は落下したときの被害が大きくなります。ベッドの枕元、ソファの背後、子どもが遊ぶ場所の真上は外し、掛ける高さと金具の選び方は額縁の飾り方の手順で解説しています。

ガラスの額縁の手入れは乾拭きから始める

普段の手入れは、マイクロファイバーの乾いた布で表面をなでるだけで足ります。

指紋が残ったときだけガラスクリーナーを使いますが、額縁に向けて直接吹き付けないでください。

枠とガラスの境目には必ずわずかな隙間があり、そこから液が入り込むと中の紙にシミが出ます。

クリーナーは布に含ませてから拭き、仕上げに乾いた面で水気を取ります。

ホコリが溜まりやすいのは枠の内側の角です。

布では届かないので、乾いた柔らかい筆や綿棒でかき出します。

枠の表面にアルコールやシンナーを使うと塗装が溶けたり白く曇ったりするため、木やアルミの枠は乾拭きにとどめてください。

割れたときの扱い

ガラスが割れたときは、額縁を寝かせたまま新聞紙や厚紙で全体を包み、破片を動かさないようにしてから処分します。

ガラスだけを取り替えられる製品もあるので、同じサイズの板を切ってもらえるか、購入した店や額装を扱う店に問い合わせてください。

自分で交換する場合は、切り口に紙を当てて持ち、素手で縁をつかまないようにします。

経年で変わるのはガラスより中の紙と台紙

10年単位で見たとき、先に見た目が変わるのはガラスではなく中身です。

作品の紙が板に直接触れていると、湿度が上がったときに表面が貼り付き、はがそうとしてインクごと持っていかれることがあります。

これを防ぐのが台紙、いわゆるマットです。

厚みのある台紙を1枚はさむと紙とガラスが数mm離れ、接触そのものが起きません。

台紙の材質も色の変化に関わります。

酸性の板紙は時間とともに黄ばみ、接した部分の紙にも茶色い線が移ることがあります。

長く飾るつもりなら、中性紙や無酸性と書かれた台紙を選んでください。

あわせて確かめたいのは裏側の吊り金具と紐で、樹脂の紐は硬くなって切れ、金具のネジはゆるみます。

模様替えのついでに引いて確かめておくと安心です。

ガラスとアクリルの額縁の選び分け

同じ寸法で並んでいても、板の材質で使える場所が変わります。判断の軸は、掛ける場所の高さと、作品を入れ替える頻度の2つです。

比べる点ガラスアクリル
重さ同じ厚みで倍近く重い軽く、大判でも扱いやすい
表面の傷乾拭きでも傷みにくい擦り傷が残りやすい
割れ方割れて破片が出る割れにくく、割れても飛散しにくい
向く場所目線の高さ、動かさない壁高い位置、子ども部屋、持ち運び

作品を長く飾りっぱなしにして、表面のきれいさを保ちたいならガラスです。

反対に、A2(420×594mm)以上の大判や、季節ごとに中身を入れ替える使い方ならアクリルのほうが扱いやすくなります。

大判で重さが気になる場合の実寸はA2額縁の寸法一覧、絵を張ったキャンバスを入れるときの規格はキャンバス用の額縁の規格で解説しています。

よくある質問

ガラスの額縁は画鋲で掛けられますか

A4程度の小さいものでも、ガラス入りの額縁は数百グラムになります。

画鋲1本では抜けることがあるので、複数のピンで壁に留める専用フックを使ってください。

石膏ボードの壁にネジを打つ場合は、そのままではネジが効かないので、下地の位置を探すか石膏ボード用のアンカーを併用します。

UVカットガラスなら日焼けしませんか

紫外線の透過を減らす加工なので、色が抜けるまでの時間は延びますが、変化が止まるわけではありません。可視光や熱でも劣化は進むため、原画や思い出の写真を残したい場合は、直射日光の当たらない壁に掛けるほうが効果があります。

ガラスをアクリル板に交換できますか

枠の溝に入る厚みと寸法が合えば入れ替えられます。

元のガラスの厚みを測り、同じか少し薄いアクリル板をホームセンターなどで切ってもらう方法が一般的です。

ただし裏板の押さえ金具が浮くこともあるので、交換前に枠の構造を確かめてください。

A3サイズの枠の測り方はA3サイズの額縁の選び方で解説しています。

まとめ

ガラスの額縁は透明度が高く表面が硬いので、動かさない壁に長く飾るものに向きます。

そのかわり重く割れるため、掛ける位置と金具は先に決めておく必要があり、直射日光と結露のある場所では中の紙から傷んでいきます。

手入れは乾拭きを基本にして、クリーナーは布に含ませてから使ってください。

ぜひ本記事のガラスとアクリルの比較表と置き場所の条件を参考に、飾る壁に合った1枚を選んでください。

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