SHARE:

はがきサイズの額縁は売ってる?標準寸法と選び方のコツ

はがきサイズの額縁は売ってる?標準寸法と選び方のコツ

売り場では「はがき」「ポストカード」「A6」という3つの名前の額縁が隣に並び、写真ではどれも同じ形に見えます。このうちはがきサイズと呼ばれるものは内寸100×148mm、A6判は105×148mmで、幅が5mmだけ違います。

外寸でも幅12cm前後に収まるため、A4では場所を取りすぎる棚の端やデスクのモニター横に置けます。

ただし置けるかどうかを決めるのは外寸より、背面のスタンドが倒れる奥行きです。

本記事では、はがきサイズの額縁の実寸と測る場所・立てるか掛けるかの違い・小さいからこそ妥協することになる点を解説します。

インテリアグッズLab 編集部

インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

はがきサイズの額縁が収まる場所

フレーム幅が10mm前後の細いものなら、はがきサイズの額縁の外寸は幅11〜12cm、高さ16〜17cmほどに収まります(フレーム幅から計算した目安です)。文庫本を立てたときとほぼ同じ面積なので、靴箱の上、本棚の一段、キーボードの奥といった、A4では持て余す場所に置けます。

机や棚に置くなら奥行きで決まる

置くときに足りなくなるのは幅ではなく奥行きです。

背面のスタンドを起こすと額は後ろに傾き、足の先端が本体から3〜5cmほど後ろに出るので、奥行き5cmしかない飾り棚では足が落ちて自立しません。

棚板の奥行きが8cm以上あるか、壁際に置いて背中を壁で受けられるかを先に確かめてください。

壁に掛けるなら上下の余白を見る

壁に掛ける場合、外寸の高さ17cmに対して必要な壁面はもう少し広くなります。

フックの位置は額の上端より上に来るため、掛けたい高さから5cmほど上に打つ場所が要ります。

窓枠やエアコンのすぐ下に掛けようとすると、この5cmが足りません。

内寸100×148mmと外寸の差をどこで測るか

額縁のサイズ表記は、中に入る紙の寸法である内寸を指します。

「はがきサイズ」と書かれていれば入る紙は100×148mm、壁や棚を占める大きさはそれより一回り大きい外寸です。

どちらの数字を見るかは、紙が入るかを知りたいのか、場所に収まるかを知りたいのかで切り替えます。

この使い分けは大きい判でも同じで、A4額縁の外寸と内寸の違いで用紙との対応まで解説しています。

はがきは100×148mm、A6は105×148mm

日本の郵便はがきは100×148mmで、JISのA6判は105×148mmです。

高さは同じでも幅が5mm違うため、A6の額縁にはがきを入れると左右に合計5mmの隙間ができ、紙が横にずれます。

反対にはがきサイズの額縁へA6の紙を入れようとすると、幅が5mm大きくて枠に当たり、無理に押し込めば紙が波打ちます。

実際の製品は紙を出し入れできるよう内寸を1mmほど大きく作っていることが多いものの、5mmの差はその余裕では吸収できません。

実測するのは紙のほうです

手元にあるポストカードは、美術館や輸入品だと100×148mmから外れていることがあります。

海外のポストカードは4×6インチ(約102×152mm)が多く、これははがきサイズの枠に入りません。

飾りたい紙を定規で測ってから額を選ぶと、この行き違いは起きません。

はがきサイズの額縁のタイプと立て方・掛け方

同じ内寸でも、置き方の構造で3タイプに分かれます。

タイプ固定の方法向いている場所
スタンド一体型背面の足を起こして自立させる奥行き8cm以上の棚・机・カウンター
壁掛け兼用型背面の吊り金具をフックに掛ける、または足を起こす壁と棚のどちらでも使いたい場所
クリップ・マグネット型板で挟む、または磁石で付ける有孔ボード、冷蔵庫など磁石が付く面

兼用型は便利ですが、背面の金具が縦向きにしか付いていない製品では横向きに掛けられません。

縦横どちらでも飾りたいなら、金具が縦横2か所にあるか、ひも金具になっているものを選んでください。

マグネット型を検討するときは、貼る面の鋼種で付くかどうかが決まるので、手持ちの磁石を当てて試してから買うのが確実です。

ステンレス製の面でも磁石が付かない種類があります。

マットを入れるかどうかで印象が変わる

窓抜きの台紙であるマットが入った製品は、はがきの周囲に数mm〜1cmの余白が生まれ、絵が締まって見えます。

その代わり紙の外周が少し隠れるので、縁までインクが乗っている印刷物や、ふちに文字があるポストカードでは端が切れて見えます。

L判(89×127mm)の写真をはがきサイズの枠で飾りたい場合は、このマットで隙間を埋める使い方が向いています。

壁に穴を開けられないときの固定方法

はがきサイズの額縁は軽く、アクリル板を使った製品なら100g台に収まるものもあります。

重い額に比べれば固定の選択肢は広く、石膏ボードに細い針を刺すピンフックや、平らな壁紙に貼る粘着フックでも掛かります。

ただし粘着フックや吸盤の耐荷重はメーカーが決まった条件で測った公表値で、壁紙の凹凸・油分・気温で結果が変わります。

凹凸のある壁紙では剥がれることがあるため、貼る前に目立たない場所で試してください。

ネジで留めたい場合は、石膏ボードにそのまま打っても効きません。

下地の位置を確かめてから打つか、石膏ボード用のアンカーを使う前提で考えてください。

壁側の段取りは額縁を壁に掛ける手順で解説しています。

穴を一切開けられないなら、壁に掛けるのをやめて棚やカウンターに置くほうが早く、この大きさなら置き場所を見つけやすいです。

はがきサイズの額縁で妥協することになる点

小さい額は、壁に1枚だけ掛けても余白に負けます。

幅12cmの額を80cm幅の壁の真ん中に掛けると、周囲が空きすぎて飾ったように見えません。

壁で見せたいなら2〜4枚を数cm間隔で並べるか、棚の上で他の小物と一緒に置くほうが収まります。

並べる場合は枚数分の水平を合わせる手間がかかるので、棚に立てて並べるほうが位置の調整は楽です。

前面板も割り切りが要ります。

軽さを優先した製品はアクリル板が多く、落としても割れない一方で細かい傷が付きやすく、乾いた布でこすると擦り傷が残ります。

ガラスの製品は透明感が続きますが、そのぶん重くなり、粘着フックで掛けるには条件が厳しくなります。

厚みのある作品を入れたい場合も、はがきサイズの枠は中の深さが数mmしかないため入りません。

キャンバスや厚い板を飾るなら、キャンバス用の額縁の規格で解説している別の体系で探すことになります。

よくある質問

はがきサイズの額縁にL判の写真は入りますか

L判は89×127mmではがきより小さいので、枠の中に収まりはします。ただし上下左右に1cm以上の隙間ができて写真が動くため、L判用の窓が抜かれたマットを入れるか、両サイズに使える台紙が付いた製品を選んでください。

A6サイズの額縁にはがきを入れても大丈夫ですか

入りますが、幅が5mm余って紙が左右にずれます。

マットを入れて余白を隠すか、上下を台紙で固定すれば実用にはなります。

写真や作品をきれいに見せたいなら、内寸100×148mmと明記された製品を選ぶほうが確実です。

100均の額縁と専門店のものは何が違いますか

100均で買える範囲のものは前面がアクリル板で、背板が薄い厚紙という構成が多く、壁掛け用の吊り金具が付かないこともあります。

専門店の価格帯ではガラスや木製フレーム、縦横両対応の金具、マット付きといった選択肢が増えます。

棚に置くだけなら前者で足り、掛けたい場合は吊り金具の有無を先に確かめてください。

まとめ

はがきサイズの額縁は内寸100×148mmで、A6判の105×148mmとは幅が5mm違います。

飾りたい紙を実測してから選べば、この行き違いは避けられます。

置けるかどうかを決めるのは外寸の幅ではなく、スタンドが後ろに倒れる奥行きと、壁ならフックを打つ上側の5cmです。

サイズ別の考え方をまとめて知りたい場合は額縁の選び方、同じ理屈を大きい判で確かめたい場合はA3サイズの額縁の置きやすさで解説しています。ぜひ本記事のタイプ別の表と内寸・外寸の測り方を参考に、置き場所の奥行きを測ってから選んでください。

あなたへのおすすめ