ビンテージフォトフレームの選び方|部屋に合う素材と色

売り場では、同じような茶色いフレームが「ビンテージ」と「アンティーク」の2つの名前で並んでいます。新品として売られているビンテージのフォトフレームは、木の角の塗装を削って色を落としたエイジング加工か、金属部分をくすませたアンティークゴールドのどちらかに、ほぼ分かれます。
見た目で選ぶときに合わせる相手は、床の色か、ドアや窓枠といった建具の色のどちらか一方です。両方に寄せようとすると部屋の茶色が3種類に増えて、L判(89×127mm)1枚を飾るだけのフレームでも浮いて見えます。
本記事では、ビンテージのフォトフレームの仕上げの見分け方・部屋との合わせ方・置き場所ごとの汚れ方と手入れを解説します。

インテリアグッズLab 編集部
インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ビンテージのフォトフレームに共通する色と仕上げ
ビンテージと名付けられたフレームを並べて見比べると、色はブラウン系と金系の2タイプに分かれます。
どちらにも共通するのは、光をまっすぐ返さない半つや消しの表面と、縁の幅が広く段や彫りが入った形です。
細くて平らな枠のモダンなフレームとは、縁の厚みでまず見分けが付きます。
木のフレームは角の色落ちで古さを出している
木製の場合、塗装を全面に均一に乗せず、角や縁の高い部分だけ塗料を薄くして下の素地(きじ)を見せる加工が使われます。
木目の溝に濃い塗料を入れて溝だけ暗く残す古色仕上げも同じ狙いです。
そのため色は1色に見えても、実際には濃淡が付いた面として部屋に入ります。
濃淡があるぶん、床や家具の木の色とぴったり同じでなくても馴染みやすいという利点があります。
サイズや素材から決める順番そのものはフォトフレームの選び方で解説しています。
金属と樹脂はくすんだ金色が中心
金系は、真鍮(しんちゅう)や金メッキをくすませた色、あるいは黒い塗料を彫りの奥に残して立体感を出したものが多くなります。
ここで見分けておきたいのは、金属そのものか、樹脂に金属風の塗装をかけたものかという違いです。
持ったときの重さで判断でき、樹脂は軽く、壁に掛けるときはこの軽さが有利になります。
反対に机に立てるなら、軽いものは写真を入れても前に倒れやすくなります。
床の色と建具の色、どちらに合わせるか
合わせ先は1つに絞ってください。
明るいオークの床に濃いこげ茶のフレームを置くと、色が近いのに一致しないので、かえって浮きます。
床に寄せるなら、床より少し濃い中間のブラウンが無理なく収まります。
建具に寄せる方法もあります。
ドアや巾木(はばき)が白の部屋では、ブラウンよりくすんだ金系のほうが白と喧嘩しません。
すでにある家具の取っ手や照明の金具が金色なら、そこに色を合わせると、フレームだけが後から足したものに見えにくくなります。
色で合わせるか、金属という素材で合わせるか、どちらか一方を選ぶのが考え方の基本です。
ビンテージのフォトフレームが浮いて見える原因
浮き方には決まった形があり、多いのは次の3つです。
- 部屋の茶色が3種類以上になる(床・家具・フレームで違う茶色が並ぶ)
- 複数並べたときに上端も下端もそろっていない
- 色は合っているのに質感だけ違う(つや消しの家具の横で、フレームだけ光る)
2枚以上並べるなら、大きさは変えても仕上げは同じものでそろえたほうがまとまります。
上端をそろえるか下端をそろえるかを決めておくと、サイズが違っても列として見えます。
飾る枚数を増やしていく場合の並べ方は壁掛けフレームの掛け方で解説しています。
置き場所で変わるビンテージフレームの汚れ方
同じフレームでも、置く場所で残る汚れが変わります。
リビングの棚に立てる場合、いちばん目立つのは縁の上面に乗る埃です。
彫りや段のある形は溝に埃が溜まるので、平らな枠より拭く回数が増えます。
目線より高い棚に置くと上面が見えず、気付いたときには溝が灰色になっていることもあります。
玄関と洗面所では水と湿気が加わります。
洗面台の近くに木製のものを置くと、塗装を削って素地を見せた部分から水が入り、その周りだけ色が濃く残ることがあります。
手を洗うたびに細かい水滴が飛ぶ場所なので、水がかかる位置なら金属か樹脂のほうが扱いやすいです。
玄関の場合は、靴の出入りで舞う砂埃が縁に付きます。
小さいサイズを1枚だけ置くなら拭く手間は小さく、実寸の目安はL判フレームの実寸で解説しています。
ビンテージ加工のフォトフレームの手入れ
拭くのは乾いた柔らかい布だけにしてください。
エイジング加工や古色仕上げの塗膜は意図的に薄く仕上げてあるため、水拭きやアルコールを含ませた布でこすると、角の色落ちが本来の範囲を超えて広がることがあります。
溝の埃は、布が入らないので乾いた筆や刷毛で払うほうが早く済みます。
直射日光が当たる窓際は避けたほうが無難です。
フレームの塗装だけでなく、中の写真も日に当たるほど色が薄くなっていきます。
ガラス面の指紋を落としたいときは、洗剤を直接吹き付けず、薄めた中性洗剤を布に取ってガラスだけを拭き、縁に液が回らないようにしてください。
よくある質問
ビンテージとアンティークは違うものですか
売り場では混ざって使われていますが、新品として作られた古びた見た目の製品には「ビンテージ」「アンティーク調」という表記が使われることが多くなります。実際に古い年代の額を買う場合は、写真のサイズが今の規格と合わず、中の紙を切って合わせる必要が出ることもあります。
100均のフレームをビンテージ風にできますか
塗装で近づける方法はよく紹介されていますが、素材が樹脂か紙貼りかで塗料の乗り方が変わるため、仕上がりは試してみないと分かりません。もとの素材やサイズの種類は100均フォトフレームの種類で解説しています。
大きいサイズでもビンテージ調は選べますか
縁の幅が広いぶん、大きいサイズになると外寸が写真よりかなり大きくなります。
飾る壁の幅を測ってから決めてください。
大判の壁掛けで必要な余白はA3サイズのフレーム選びで解説しています。
まとめ
ビンテージのフォトフレームは、色としてはブラウン系と金系の2タイプに分かれ、合わせる相手は床か建具のどちらか一方に絞ると部屋から浮きません。
縁に段や彫りがある形は埃が溜まりやすく、塗膜も薄いので、拭くのは乾いた布だけにとどめてください。
水がかかる場所では木製より金属や樹脂のほうが扱いやすくなります。
ぜひ本記事の合わせ方の考え方と浮いて見える3つの原因を参考に、いま部屋にある床と建具の色を確かめてから選んでください。





