多面フォトフレームとは?角度と枚数で選ぶポイント解説

多面フォトフレームの「3面」「4窓」という表記は、1枚の枠に写真を入れる窓がいくつあるかを示しているだけで、入る写真の大きさは書かれていません。L判(89×127mm)が3枚横に並ぶものと、L判2枚に2L判(127×178mm)1枚を組み合わせたものが、どちらも「3面」として売り場に並びます。
そのため面数だけを見て買うと、手元のプリントが窓に収まらなかったり、飾りたい壁の幅に対して横長すぎたりします。本記事では、面数表記の読み方・窓の寸法と写真サイズの対応・壁の幅からの決め方・製品ごとに寸法がずれる理由を解説します。

インテリアグッズLab 編集部
インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
多面フォトフレームの「3面」「4窓」が指すもの
面数は窓の数だけを表す単位で、cmやmmのような長さの情報を含みません。
同じ「4面」でも、L判4枚が2×2に並ぶ正方形に近いものと、L判4枚が横一列に並ぶ細長いものがあり、外寸はまったく違います。
売り場では多面フォトフレーム・マルチフレーム・コラージュフレームという3つの呼び名が混ざりますが、どれも窓が複数ある枠を指す言葉で、構造の違いを表しているわけではありません。
寸法を読むときは、窓の寸法(内寸)と枠の外寸を分けて見てください。
窓の寸法は入る写真の大きさで、外寸は壁や棚のどれだけを占めるかです。
多面フォトフレームは窓と窓の間に枠やマット台紙の幅が入るため、外寸は「窓の合計+余白」になり、面数が増えるほど余白のぶんが積み上がります。
窓は写真より少し小さい
マット台紙(写真の周りを囲む厚紙)の窓は、写真の四辺を数mmずつ隠して固定する作りなので、一般に写真の実寸より上下左右2〜3mmほど小さく抜かれています。
L判用の窓にL判のプリントを入れると、周囲がわずかに隠れる状態が正常です。
L判の実寸と余白の取り方はL判フレームの実寸で解説しています。
多面フォトフレームの面数とレイアウトのタイプ
市販されているものは、窓の並び方でだいたい次の4タイプに分かれます。
| タイプ | 窓の組み合わせ例 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 横一列(2〜4面) | L判を横に2〜4枚 | 棚の上や横長の壁。時系列で並べたいとき |
| 格子(4〜9面) | L判を2×2、3×3 | 同じサイズのプリントを枚数多く飾りたいとき |
| 混合(3〜5面) | 2L判1枚+L判2枚など | 主役の1枚を決めて、周りに小さい写真を添えたいとき |
| 縦向き・ツリー型 | L判を縦に3枚、または枝状に配置 | 幅の狭い壁や柱まわり |
混合タイプは見た目がまとまりやすい反面、窓ごとにサイズが決まっているため、入れ替えの自由がききません。
2L判の窓にL判を入れると周囲が空いて台紙が見えますし、逆はそもそも入りません。
手元のプリントがL判ばかりなら、格子か横一列のほうが飾り替えで困りません。
壁の幅から決める多面フォトフレームのサイズ
先に測るのは壁と写真の2つ
順番を逆にすると失敗します。
最初に測るのは、掛けたい壁または置きたい棚で自由に使える幅と高さです。
家具の上に掛けるなら、家具の幅よりフレームの外寸が広くならないほうが収まりがよく、棚に置くなら奥行きも要ります。
スタンド式は背面の脚が斜めに出るため、棚板の奥行きは外寸の高さの半分程度は見ておいてください。
写真の枚数とサイズから面数を決める
飾りたいプリントを実際に机に並べて、L判が何枚・2L判が何枚あるかを数えます。
L判だけが6枚あるなら、6面の格子か、3面を2つ並べる選び方になります。
枚数が決まってから、壁の幅を面数で割ってみて、1窓あたり何cm使えるかを確かめると、選べる外寸の上限が出ます。
横幅60cmの壁に4面を横一列で掛けるなら、外寸60cm以下という条件がそのまま絞り込みの基準になります。
飾る場所そのものから決めたいときはサイズと置き場所からの選び方で解説しています。
3面表記で窓の寸法がそろわない理由
面数は各社が自由に付けている表記で、規格で定義された単位ではありません。
ここが統一されないのは、多面フォトフレームが「入る紙のサイズ」ではなく「レイアウト」を売る商品だからです。
A4やA3のような単面の額縁は入る紙の寸法が表記そのものになりますが、多面では窓の割り方が自由なので、面数が同じでも中身は別物になります。
写真のサイズ表記が複数の体系にまたがっていることも、ずれの原因です。
L判・2L判・KG判(102×152mm)はプリント用の規格で、A4(210×297mm)やA5(148×210mm)は紙のA判、四つ切(254×305mm)や六つ切(203×254mm)は写真の切り寸です。
これらは別の体系なので、A5の窓に六つ切は入りませんし、KG判はL判よりひと回り大きいため、L判用の窓には収まりません。
A判の額を併用するならA5サイズに入る写真の大きさで解説しています。
多面フォトフレームの寸法はどこに書いてあるか
通販ページでは、仕様欄の「適応写真サイズ」「収納サイズ」「窓寸法」が窓の内寸、「外寸」「本体サイズ」が枠全体の大きさです。
片方しか書かれていない商品もあり、外寸だけの表記から窓の寸法を逆算することはできません。
窓の記載がないときは、問い合わせて確認してから買うほうが確実です。
店頭のパッケージなら、裏面か側面のラベルに同じ2つの数値が載っています。
壁に掛けるなら、金具の位置と重さもラベルで確かめてください。
多面フォトフレームは面積が大きいぶん重く、前面がガラス板の製品はアクリル板より重量が増えます。
吊り金具が1点のものは横長になると傾きやすいので、2点で吊れるかを見ておくと安心です。
石膏ボードの壁ではネジがそのままでは効かないため、下地の位置を確かめるか、ピンフックや専用アンカーを使ってください。
粘着式やピン式の耐荷重はメーカーの公表値で、壁紙の凹凸や気温で結果が変わります。
賃貸での固定方法は壁掛けフレームの掛け方で解説しています。
よくある質問
多面フォトフレームに違うサイズの写真を混ぜて入れられますか
窓の寸法より小さい写真なら入りますが、周囲に台紙が見える状態になり、写真自体も動きます。
裏から紙で押さえる方法もありますが、窓ごとに決まったサイズを入れる前提の製品です。
サイズが混在しているなら、最初から混合タイプを選ぶほうがきれいに収まります。
縦向きの窓に横向きの写真を入れられますか
入りません。
L判は89×127mmで縦横の寸法が違うため、向きを変えると幅が足りなくなります。
どうしても入れたい場合は、窓の短辺に合わせて写真をトリミングして印刷し直してください。
縦横が混ざったプリントを飾るなら、縦向きと横向きの窓が両方ある製品を選ぶことになります。
面数が多いものと、1面のフレームを複数並べるのはどちらがよいですか
壁に打つ穴の数を減らしたいなら多面が有利で、1枚で済みます。
並べ方を後から変えたいなら1面を複数のほうが自由です。
まず配置を試してから決めたいときは、100均フレームのサイズと種類で解説しているような小さめのものを並べて位置を見ておくと、失敗が減ります。
まとめ
多面フォトフレームの面数は窓の数を表すだけで、入る写真の大きさも外寸も含みません。
決め方は、掛ける壁や棚で使える幅を測り、手元のプリントの枚数とサイズを数えたうえで、窓の内寸と外寸の両方が書かれている製品から選ぶという順序になります。
L判・A判・切り寸は別の体系なので、数字が近くても入るとは限りません。
ぜひ本記事の面数タイプの表と、壁の幅から面数を割り出す手順を参考に、手元の写真に合う多面フォトフレームを選んでください。





