フォトフレームボックスとは?サイズや収納枚数の選び方

フォトフレームボックスのサイズ表記は、外側の大きさではなく中に入る紙の寸法です。L判なら89×127mm、A4なら210×297mmという内寸が書かれていて、これはふつうのフォトフレームと同じルールです。
違うのは奥行きで、前面のガラスと奥の台紙の間に空間があるぶん、厚みのあるものを入れられます。ただしこの深さの数字が製品ごとに違う意味で書かれているため、ドライフラワーを入れてみたら前板が閉まらない、という失敗が起きます。
本記事では、フォトフレームボックスの寸法表記の読み方・深さ別に入れられるものの目安・商品ページで確認すべき数字を解説します。

インテリアグッズLab 編集部
インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
フォトフレームボックスは深さを持ったフォトフレーム
ふつうのフォトフレームは、ガラスと裏板の間が紙1枚ぶんしかありません。写真を挟んで押さえる構造なので、厚みのあるものを置くとガラスが浮き、裏板の爪が留まらなくなります。
フォトフレームボックスは、この間に空間を作ったものです。
側面が箱のように立ち上がっていて、ガラスから台紙までの距離が確保されています。
売り場や商品ページでは「ボックスフレーム」「立体額」「深額」「マチ付き」と、いくつもの呼び方で並びます。
どれも指しているのは同じ構造なので、名前ではなく深さの数字で見比べてください。
フレーム自体の選び方の基本はフォトフレーム選びの基本で解説しています。
入れるものは平面より立体
用途はドライフラワーやプリザーブドフラワー、メダル、貝殻、ベビーシューズ、記念のチケットなどです。押し花や刺繍のように数mmの厚みしかないものにも使われますが、この場合は深さを取りすぎると中身が奥に沈んで見えます。
フォトフレームボックスのサイズ表記と深さの読み方
サイズ欄の「A4」「L判」「2L判」は、中に入る紙の寸法を指します。
壁のどれだけを占めるかは外寸で、フレームの幅が太いボックスタイプでは内寸より左右それぞれ2〜3cm大きくなることも珍しくありません。
L判の実寸と入る写真の関係はL判フレームの実寸で解説しています。
注意したいのは体系の違いです。
A判とB判は別の規格で、A3の枠にB3は入りません。
写真店で頼む四つ切・六つ切もまた別の体系で、四つ切はA4でもB4でもありません。
台紙を特注する予定があるなら、どの体系の寸法なのかをメモしておいてください。
深さは、サイズ表記とは別の項目に書かれます。目安は次のとおりです。
| 深さの目安 | 入れられるものの例 | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| 1cm未満 | 押し花、切手、コイン、刺繍を施した布 | 厚みが場所によって変わらないか |
| 1〜2cm | ドライフラワー、メダル、小さなフィギュア | いちばん高い部分の高さ |
| 3cm以上 | プリザーブドフラワー、ベビーシューズ、造花のアレンジ | 総重量と、掛ける壁の下地 |
飾りたいものの高さからフォトフレームボックスを決める手順
順番は決まっていて、先に中身を測ります。
定規を机に立てて、飾りたいものをその横に置き、いちばん高い点の高さを読んでください。
花のアレンジなら、正面から見て手前に張り出した1輪が最高点になることが多く、全体の見た目より数mm高く出ます。
次に、測った高さに5mmから1cmを足した数字を必要な深さとします。
ガラスに触れるところまで詰め込むと、押された部分だけが平らに潰れ、花びらが色を残すこともあります。
余裕は見た目のためではなく、中身を守るためのものです。
そのうえで、マット台紙を使うかどうかを決めます。
窓を抜いた厚紙を重ねると、その厚みぶんだけ有効な深さが減ります。
厚手のマットを2枚重ねれば、3cmあった空間が2cm台まで落ちることもあります。
中身がぎりぎりのときは、マットを薄いものに替えるか、ひとつ上の深さを選んでください。
同じ「深さ3cm」でも入るものが変わる理由
深さの数字は、メーカーによって測っている場所が違います。
ガラスから台紙の表面までの使える空間を書いている製品と、フレームの側面の高さ、つまり外側の厚みを書いている製品があります。
後者には、ガラスの厚み・裏板の厚み・縁の折り返しがすべて含まれるので、実際に物を置ける空間は表記より数mmから1cmほど浅くなります。
商品ページに「有効深さ」「内寸(深さ)」「マチ」と書かれていれば、それは使える空間です。「厚み」「フレーム厚」としか書かれていない場合は、外側の寸法である可能性を前提に、余裕を1cmほど多めに見ておくと安全です。
深さが足りないと、前板と裏板がきちんと閉まりません。
裏板が浮いた状態で無理に留めると、爪が曲がって次に開けられなくなり、隙間からほこりも入ります。
壁に掛けたときに中身が動いて片側に寄るのも、空間に対して中身が小さすぎる場合に起こります。
深すぎても浅すぎても具合が悪いという点で、ここは寸法選びの中でいちばん詰めておきたいところです。
フォトフレームボックスの寸法はどこに書いてあるか
店頭の製品では、パッケージ裏の仕様欄に外寸・内寸・深さ・前面の材質がまとまっています。前面がガラスかアクリルかは重さに直結し、同じ大きさならアクリルのほうが軽く、壁に掛ける場合の負担が小さくなります。
通販では、商品仕様の表を見てください。
写真の説明文にだけ深さが書かれていて、仕様表には外寸しかない商品もあります。
見つからないときは販売店に問い合わせるほうが早く、届いてから交換するより手間がかかりません。
壁に掛けるなら、金具の形も仕様表で確かめます。
ひもを渡すタイプ、背面にくぼみがあるタイプ、金具が別売りのタイプがあり、掛け方が変わります。
石膏ボードの壁はネジがそのままでは効かないので、下地の位置を探すか、専用のピンやアンカーを使ってください。
ピンフックの耐荷重はメーカーが公表している条件下の値で、真下に引く力を基準にしています。
奥行きのあるフレームは壁から前へ出るぶん、下向き以外の力もかかります。
賃貸での固定方法は壁掛けフレームの固定方法で解説しています。
よくある質問
生花をそのまま入れてもいいですか
水分を含んだ花は向きません。
フレームの中は空気が入れ替わりにくく、湿気がこもって台紙にシミが出ます。
ドライフラワーか、加工済みのプリザーブドフラワーを使ってください。
プリザーブドフラワーは湿気と直射日光で色が変わることがあるため、飾る場所も含めた選び方をプリザーブドフラワー向けのフレームで解説しています。
100円ショップのフレームでも立体物は入りますか
深さのあるタイプが並ぶこともありますが、取扱いは店舗や時期で変わります。
パッケージに深さの記載がない商品も多いので、売り場で側面の厚みを見て、そこからガラスと裏板のぶんを引いた残りを想定してください。
100均フレームのサイズと種類で解説しています。
深さが少し足りないとき、台紙を抜いてもいいですか
マット台紙を抜けば数mmは稼げます。
ただし裏板を押さえる部品が本来の位置からずれ、固定が緩みます。
1cm以上足りない場合は、ひとつ上の深さの製品に替えるほうが確実です。
まとめ
フォトフレームボックスのサイズ表記は中に入る紙の寸法で、深さはそれとは別の数字として書かれています。
まず飾りたいもののいちばん高い点を測り、5mmから1cmの余裕を足した深さを必要条件にします。
そのうえで、仕様表の数字が使える空間なのか外側の厚みなのかを確かめ、判断がつかないときは余裕を多めに取ってください。
ぜひ本記事の深さ別の目安表と測り方の手順を参考に、手元の中身に合うサイズを決めてください。





