シリコーンコースターの特徴|耐熱性と滑り止め効果は?

売り場やネットの商品ページでは、同じ形のコースターが「シリコン製」と「シリコーン製」の2つの表記で並んでいます。
素材名として正しいのは後者で、シリコーンはケイ素と酸素が交互につながった骨格を持つ人工素材の総称です。
シリコン(ケイ素)は半導体の材料になる元素そのものなので、言葉としては別物になります。
ただ、この表記のゆれで品質が分かれるわけではありません。
買う前に読み分けが必要なのは、耐熱温度の数字と、直径・内径・厚みという寸法の表示です。
本記事では、シリコーンコースターの材質表記の意味・耐熱と耐冷の数字の読み方・寸法表記の見分け方・表記が合わないときに起きることを解説します。

インテリアグッズLab 編集部
インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
シリコーンコースターの材質表記が指しているもの
コースターに使われているのは、シリコーンをゴム状に架橋したシリコーンゴムです。材質欄には「シリコーン」「シリコーンゴム」「シリコーン樹脂」といくつかの書き方が混在しますが、どの書き方でも手に取ったときの感触は弾力のあるシートで、折り曲げても割れません。
「シリコン」表記の商品も同じものを指している
日本語の商品名では「シリコンコースター」という書き方が広く定着しているため、表記のゆれは品質の違いを表していません。
検索するときも両方の綴りで探したほうが候補が漏れません。
見た目が似た塩化ビニル製との違いを知りたい場合はPVCとシリコンの比較で解説しています。
耐熱温度と耐冷温度の表示をどう読むか
パッケージの「耐熱温度」は、その温度でシートの形が保てる上限としてメーカーが表示している値です。
何分間・どれだけの荷重をかけてという試験条件まで書かれていることは少ないので、表示された数字ぴったりの鍋や湯を長時間載せられるという意味には受け取らないでください。
マイナスで書かれた耐冷温度は、冷やしても硬くなりすぎない範囲の目安になります。
電子レンジ・食器洗い乾燥機・煮沸消毒の可否は、耐熱温度とは別の欄に書かれます。
耐熱温度が高い製品でも、メーカーが食洗機を想定していないものはあります。
使いたい洗い方や温め方が決まっているなら、温度の数字より先に可否のマークと注意書きを読んでください。
熱で変形しやすい素材と比べたいときはレジンコースターの耐熱性で解説しています。
シリコーンコースターの直径・厚み・縁の高さ
寸法は、外径・内径・厚み・縁の高さの4つで書かれます。1つしか数字が出ていないときは、ほぼ外径です。
外径と内径は別の数字
縁が立ち上がったタイプでは、グラスが実際に載る平らな部分は外径より小さくなります。底の広いタンブラーだと底の端が縁に乗って傾くことがあるので、手元のグラスの底を定規で測り、その寸法より5mmから1cmほど余裕のある内径を選んでください。
| 表記 | 意味 | 見るべき場面 |
|---|---|---|
| 直径(外径) | 縁を含んだ外側の寸法 | テーブルで占める面積を知りたいとき |
| 内径 | 縁の内側の平らな部分の寸法 | グラスの底が収まるか確かめるとき |
| 厚み | シートそのものの厚さ | 重ねてしまうとき |
| 縁の高さ | ふちの立ち上がりの高さ | 結露の水を受けたいとき |
厚みと縁の高さで置き場所が変わる
厚みは1〜2mm台の薄いシートと、5mm以上ある縁付きに分かれます。
薄いものは重ねても引き出しに収まりますが、平らなぶん結露した水はコースターの外へ流れます。
縁付きは水を受け止められる一方、枚数が増えるとかさばります。
しまう場所から逆算する考え方はコースターの収納方法で解説しています。
同じシリコーン製でも表記がずれる理由
シリコーンゴムは硬さ(ゴム硬度)や混ぜている充填材が製品ごとに違うため、同じ厚みでも柔らかさや反りにくさが変わります。
耐熱温度の試験条件も各社で揃っていません。
店舗や飲食店向けに作られた製品は、家庭とは違う使用回数や洗浄温度を前提に試験しているので、表示の数字が同じでも中身が同じとは言えません。
比べる順序を先に決めておくと迷いません。
まず電子レンジや食洗機など使いたい方法の可否表示、次に耐熱温度と耐冷温度、最後に内径と厚みという順です。
この順で読むと、温度の数字が大きいだけの製品を買ってしまうことがなくなります。
表記が合っていないコースターを買うと起きること
内径がグラスの底より小さいと、グラスが縁に乗って不安定になります。
厚みが薄く軽い製品では、シリコーンの面がグラスの底に貼り付き、持ち上げたときにコースターごとついてくることもあります。
縁のない平らなタイプは、結露の多い季節に水がコースターの外へ回ります。
これらの数字は、パッケージなら裏面の材質・耐熱温度・耐冷温度の欄、通販なら商品ページの仕様表に書かれています。
内径まで載っていない製品は珍しくないので、その場合は寸法図があるかを探し、それでも分からなければ販売元に問い合わせてください。
素材ごとの向き不向きから考え直したいときはコースターの選び方の基準で解説しています。
よくある質問
シリコーンとシリコンはどちらの表記が正しいですか
素材名として正しいのはシリコーンで、シリコンは元素のケイ素を指します。ただ商品名では両方が使われているので、探すときは両方の表記で検索してください。
耐熱温度が高ければ鍋敷きとして使えますか
使えるとは限りません。
耐熱温度は形が保てる上限としての表示で、熱い鍋を載せる用途を想定した試験の結果とは別だからです。
鍋敷きに使うなら、その用途が書かれている製品を選び、テーブル側の天板が熱に耐えるかも確かめてください。
食器洗い乾燥機で洗えますか
可否は製品ごとに違うので、パッケージの食洗機マークか注意書きで判断します。表示がない製品は、中性洗剤とぬるま湯での手洗いにして、水気を拭き取ってからしまうと安心です。
まとめ
シリコーンコースターの表示は、材質欄・耐熱と耐冷の温度・寸法の3か所を読めば判断できます。
表記が「シリコン」でも「シリコーン」でも品質の差ではなく、比べる価値があるのは使いたい洗い方の可否と、グラスの底が収まる内径です。
温度の数字が大きい製品より、自分の使い方が書かれている製品のほうが後悔しません。
ぜひ本記事の寸法表記の表と比べる順序を参考に、手元のグラスの底径を測ってから選んでください。





