レジンコースターとは?耐熱性・水濡れへの強さ・選び方を解説

レジンコースターのシリコンモールドには「直径9cm」「厚み5mm」といった数字が並びますが、その9cmが完成品の直径なのか、型そのものの外側を測った寸法なのかは、商品ページによって書き方が違います。取り違えると、用意する樹脂の量も、乗せるグラスとの余白も変わってきます。
樹脂の側にもUVレジンとエポキシレジンという2タイプがあり、厚み5mmを一度で固めたいなら選べるのは片方だけです。本記事では、レジンコースターのサイズ表記が何を指すのか、2タイプの樹脂の使い分け、必要な樹脂量の出し方、同じ表記でも仕上がりがずれる理由を解説します。

インテリアグッズLab 編集部
インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
レジンコースターのサイズ表記が指すのは完成品の寸法
モールドの仕様欄に書かれた「直径9cm」は、ほとんどの場合、型のくぼみの内側、つまり流し込んだ樹脂が固まったあとの寸法を指します。
型の外周を含めた大きさは別で、こちらは収納や作業スペースの話にしか関係しません。
丸型なら直径、角型なら一辺、そこに深さ(厚み)が加わって3つの数字で表されます。
単位はcmとmmが混在します。
直径はcm、厚みはmmで書かれることが多く、「9cm×5mm」という表記を見たら直径9cm・厚さ5mmという意味になります。
市販のコースターは直径9〜10cmあたりが標準で、厚みは4〜6mm前後が扱いやすい範囲です。
素材ごとの標準的な形や厚みの違いはコースター選びの基本で解説しています。
厚みを3mm未満にすると、手に持って外すときや落としたときに割れやすくなります。反対に10mmを超えるとテーブルからの段差が大きくなり、グラスを引きずったときに倒れやすくなります。
UVレジンとエポキシレジンで変わるレジンコースターの作り方
樹脂は固め方が違う2タイプに分かれ、コースターのように厚みのあるものを作れるかどうかがここで決まります。
| タイプ | 固め方 | 一度に固められる厚みの目安 | コースターでの使い方 |
|---|---|---|---|
| UVレジン | UV-LEDライトを当てる | 2〜3mm程度 | 薄いものか、層を重ねて少しずつ厚くする |
| エポキシレジン(2液) | 主剤と硬化剤を混ぜて常温で置く | 数mm〜十数mm | 厚み5mm前後を一度で流せる |
UVレジンが向く場面
UVレジンは光が届いた部分だけが固まるため、着色して不透明にすると奥まで硬化しません。
厚み5mmのコースターを作るなら2〜3回に分けて注ぐことになり、層の境目が見えることもあります。
1本のライトで照らせる範囲も限られるので、直径9cmの円を均一に固めるにはライトの照射範囲を先に確かめてください。
エポキシレジンが向く場面
厚みのあるコースターを1回で流したいならエポキシレジンです。
主剤と硬化剤の混合比が製品ごとに決まっていて、2:1や1:1などと表示されます。
この比率が重量比なのか体積比なのかは製品によって違い、重量比の指定を計量カップの目盛りで測ると比率がずれて、いつまでもべたつく硬化不良になります。
手持ちのカップからレジンコースターの直径を決める手順
最初に測るのは、いちばんよく使うカップの底の直径です。
マグカップなら6〜7cm、グラスなら5〜7cmあたりが多く、そこへ左右1cmずつの余白を足した数字が必要な直径になります。
底が7cmのマグを乗せるなら9cm、8cmの大きめのマグなら10cmという計算です。
余白を広めに取りたいのは、冷たい飲み物を入れたグラスを置く場合です。
レジンは吸水しないので、結露で落ちた水滴はそのまま表面に残り、余白が狭いと縁からテーブルへ流れます。
縁を少し高くしたドーム型のモールドを選ぶか、直径を1cmほど大きくしてください。
吸水する素材との違いは珪藻土(けいそうど)コースターの吸水性で解説しています。
カップの直径から選ぶ考え方そのものはコースターのサイズ選びで解説しています。
同じ「9cm」でもレジンコースターの仕上がりがずれる理由
表記どおりの型を使っても、完成品はぴったり9.0cmにはなりません。
樹脂は固まるときにわずかに縮み、縮む割合はUVレジンのほうが大きく、エポキシレジンは比較的小さいとされています。
数字の上では0.1mm単位の差ですが、2枚を並べて重ねたときに気づく程度の違いは出ます。
離型したあとの処理でも寸法は減ります。
型の合わせ目に出た薄いバリを耐水ペーパーで落とし、縁を丸めると、全体で0.5mm前後小さくなることがあります。
同じシリーズの型でも個体差があり、シリコンは使い込むほど伸びます。
それに加えて、そもそも外寸で表記している商品ページもあります。
9cmと書かれた型のくぼみが実際は8.2cmだった、という食い違いはここから起きます。
数枚を同じ大きさで揃えたいなら、1枚目を作った時点で実測し、その数字を基準にしてください。
必要な樹脂量と、表記を確認する場所
何グラム用意すればよいか
円柱の体積で出します。
直径9cm・厚み5mmなら、半径4.5cmの二乗に円周率を掛けて厚み0.5cmを掛け、およそ32立方センチメートル、つまり約32mlです。
レジンの比重はだいたい1.1前後なので、重さにして約35gになります。
エポキシレジンの2液は、この35gを混合比で割った量がそれぞれの必要量です。
4枚作るなら単純に4倍して、混ぜるときのロスを見込み1割ほど多めに用意してください。
商品ページで見ておく欄
モールドなら仕様欄の「サイズ」に内寸と外寸の両方が載っているかを見ます。
片方しか書かれていないときは、レビュー写真で定規を当てたものを探すほうが確実です。
樹脂の側は、混合比・硬化時間・耐熱温度の3つが仕様欄に並びます。
耐熱温度は必ず確認してください。
エポキシレジンの硬化物は熱に弱く、耐熱温度はメーカーが製品ごとに公表しています。
表示された温度を超える熱い飲み物を直に置くと、白く濁ったり変形したりすることがあります。
熱いコーヒーを毎日置く用途なら、耐熱温度の高い製品を選ぶか、カップとの間に布をはさむ使い方を前提にしてください。
編んだ布製のコースターとの使い分けはかぎ針編みコースターの糸とサイズで解説しています。
よくある質問
レジンコースターに熱いマグカップを直接置いても大丈夫ですか
使った樹脂の耐熱温度によります。
硬化物の耐熱温度は製品ごとに公表されていて、それを超える温度がかかると白化や変形が起こることがあります。
淹れたての飲み物を置く前提なら、耐熱温度の表示を確認したうえで、温度の高い製品を選んでください。
UVレジンだけでコースターは作れますか
作れますが、厚みは層を重ねて出すことになります。
一度に固められるのは2〜3mm程度で、着色して光を通しにくくすると奥が固まりません。
厚み5mmを一度で流したいならエポキシレジンを選んでください。
100均で買えるモールドと専門店のモールドで寸法は違いますか
表記が同じでも、くぼみの実寸とシリコンの厚みは違うことがあります。
シリコンが薄い型はたわみやすく、樹脂を入れたときに縁が広がって直径が0.数mm大きくなることもあります。
同じ大きさで何枚も揃えるなら、型は1つに固定して作るほうが揃います。
まとめ
レジンコースターで先に決まるのはサイズではなく樹脂のタイプで、厚み5mmを一度で流すならエポキシレジン、薄いものや重ね注ぎでよければUVレジンという分かれ方になります。
直径は手持ちのカップの底に左右1cmずつを足した数字が目安で、底7cmのマグなら9cmが基準です。
表記された寸法は内寸か外寸かで意味が変わり、硬化時の収縮とバリ取りで実寸はわずかに小さくなります。
ぜひ本記事の樹脂量の計算と確認したい3つの欄(混合比・硬化時間・耐熱温度)を参考に、型と樹脂を選んでみてください。





