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PVCコースターとシリコンの違いは?特徴と使い勝手を比較

PVCコースターとシリコンの違いは?特徴と使い勝手を比較

PVCコースターの商品ページに並ぶ「9cm」という数字は、たいてい外径を指しています。

縁が立ち上がったトレー型では、カップを載せられる内側の平らな面が外径より5〜10mm小さくなるため、底径6.5cmのマグを置くと縁に乗り上げて傾きます。

PVCはポリ塩化ビニル(ポリえんかビニル)の略で、コースターに使われるのは可塑剤(かそざい)を加えて柔らかくした軟質タイプが主流ですが、耐熱温度は製品ごとに違います。

本記事では、PVCという表記が指す素材・外径と内径の読み分け・カップの底径からのサイズの決め方・熱や跡で失敗する場面を解説します。

インテリアグッズLab 編集部

インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

PVCコースターの「PVC」は何を指す素材か

PVCはポリ塩化ビニルという樹脂の略称で、日本語では塩化ビニル樹脂、現場では塩ビと呼ばれます。

同じ樹脂から水道管もレインコートも作られますが、両者の硬さがまるで違うのは、可塑剤という柔らかくするための成分をどれだけ入れているかで性質が変わるためです。

可塑剤をほとんど入れないものが硬質PVC、多く入れたものが軟質PVCで、コースターに使われるのはほぼ後者です。

表記のゆれと、PVCレザーとの違い

商品ページの素材欄には、同じものが複数の書き方で載ります。

  • PVC/塩化ビニル樹脂/塩ビ/ビニル
  • ソフトPVC/軟質塩化ビニル(柔らかいタイプ)
  • PVCレザー/塩ビレザー/合成皮革

上の2行は同じ素材を指していますが、3行目は別物です。

PVCレザーは布の基材に塩ビの層を塗り重ねた合成皮革で、断面を見ると布地が見えます。

革のような見た目と厚みが出る一方、切り口から基材が水を吸うことがあるので、水滴が回り込む使い方には向きません。

ポリウレタン製のPUレザーとも混同されがちですが、PUは数年で加水分解して表面がべたつくことがあり、劣化の出方が違います。

外径・内径・厚みという寸法表記の読み分け方

寸法はcm表記とmm表記が混在します。

直径は「φ90mm」「9cm」のどちらでも同じで、厚みだけはほぼmmで書かれます。

読み分けが必要なのは、その数字が外側か内側かという点です。

表記何を指すか確かめたい場面
外径(φ90mm・9cm)コースターのいちばん外側の寸法テーブルやトレーに何枚並ぶか
一辺(90mm角)角型の外側の一辺同上。角丸の有無も見る
内径・有効径縁の内側にある平らな面の寸法カップの底が収まるか
厚み(1〜3mm)板の厚さ重ねて収納するときのかさ

平板タイプなら外径だけを見れば足りますが、縁付きのトレー型は内径が別に書かれているかを探してください。

書かれていない場合、写真の縁の幅から見当をつけるより、平板タイプを選んだほうが確実です。

紙コースターの定番が9cm角・9.5cm角であることから、PVC製もこの前後の寸法が多く流通しています。

カップの底径から決めるコースターのサイズ

選ぶ順序は決まっています。

手元でいちばん大きいカップの底を定規で測り、その数字に1cm以上を足した内径のものを選んでください。

底径6.5cmのマグなら内径7.5cm以上、つまり縁付きなら外径9cm前後が目安になります。

1cmの余裕は、置くときの位置ずれを吸収するためのものです。

マグとグラスで底径が違うなら、大きいほうに合わせます。

小さいカップを大きめのコースターに載せても不都合はありませんが、逆は傾きます。

底が外側にすぼまっている脚付きグラスは、脚の接地面ではなく最大幅を測ってください。

安定を欠くのは接地面の狭さではなく、縁に当たることのほうです。

厚みは、薄いほど収納しやすく、テーブルに置いたときの段差も小さくなります。

ただし1mm前後の薄いものは、カップを持ち上げたときに一緒に持ち上がることがあります。

裏面に滑り止めの加工があるかを併せて確かめると、この動きが減ります。

サイズ以外の軸を含めた選び分けはコースター選びの基準で解説しています。

同じ塩ビでも硬さと耐熱温度が製品ごとに違う理由

可塑剤の配合量が製品ごとに違うため、同じ「PVC」表記でも、ぐにゃりと曲がるものからカードのように張りのあるものまで幅があります。

硬さが違えば耐熱も違い、軟質PVCの耐熱は一般に60〜80℃程度とされます。

熱い飲み物を注いだカップの外底はこの範囲に届くことがあるので、耐熱温度の表示を必ず見てください。

業務用として売られている製品の数値を家庭用に当てはめるのも避けたいところです。

店舗向けの耐熱・耐候の表示は決まった試験条件で測った値で、条件が違えば結果も変わります。

表示の数字は保証ではなく、その条件での測定結果と考えてください。

柔らかいタイプにはもう一つ知っておきたい性質があり、可塑剤が接触面に少しずつ移っていきます。

ウレタン塗装のテーブルやビニールクロスの上に長期間敷いたままにすると、白く曇ったり、べたついた跡が残ることがあります。

硬さが同じに見えるゴム製との違いはラバーコースターの特徴で解説しています。

サイズと耐熱が合わないPVCコースターで起きること

内径が足りなければカップが縁に乗り上げて傾き、中身がこぼれます。

耐熱を超えれば、円形にへこんだ跡や波打ちが残り、元には戻りません。

可塑剤の移行による跡は、テーブル側に残るぶんだけ厄介です。

いずれも使い始めて数分では出ず、数週間から数か月かけて現れます。

PVCは水を吸わない素材なので、水滴は表面に残ったままです。

平板タイプなら拭き取れますが、テーブルへ流れ落ちることもあります。

縁付きなら溜まるので、カップを外すたびに捨ててください。

素材そのものに吸わせたい場合は、珪藻土コースターの吸水性やコルク製の特徴で解説している素材のほうが目的に合います。

表示はどこに書かれているか

確認する場所は3か所です。

商品ページの仕様表(素材・サイズ・耐熱温度の欄)、パッケージの裏面または台紙、製品裏面の刻印やシールを見てください。

通販では仕様表に耐熱温度が載っていないことも多く、その場合は熱い飲み物に使わない前提で選ぶか、出品者に問い合わせるほうが確実です。

外径しか書かれていない縁付きタイプも同じで、内径が不明なまま買うと寸法の当たり外れが残ります。

よくある質問

PVCコースターは食洗機で洗えますか

避けてください。

食洗機の庫内は高温になり、軟質PVCの耐熱を超えて変形します。

ぬるま湯に中性洗剤を溶かして手洗いし、水気を拭いてから陰干ししてください。

除光液やシンナーなどの有機溶剤は表面が白くなることがあるので使わないでください。

テーブルに跡が付くことはありますか

あります。

軟質PVCの可塑剤が塗装面へ移り、白い曇りやべたつきとして残ることがあります。

塗装された木製テーブルやビニールクロスの上では、敷きっぱなしにせず、使わないときは片付けてください。

気になる場合は布やフェルトを1枚挟むと接触を避けられます。

PVCとPVCレザーは同じものですか

素材の主成分は同じ塩化ビニル樹脂ですが、作りが違います。

PVCレザーは布の基材に塩ビを塗った合成皮革で、切り口に布地が見え、厚みも出ます。

水滴が切り口に触れ続ける使い方には向きません。

見た目の風合いで選ぶ場合は部屋に合わせるコースター選びで解説しています。

まとめ

PVCコースターで見るべき数字は、外径ではなく内側の平らな面の寸法と耐熱温度の2つです。

手元でいちばん大きいカップの底を測り、1cm以上の余裕がある内径を選べば、傾きやこぼれは起きません。

柔らかい製品ほど可塑剤が多く、熱に弱く、接触面に跡を残しやすいという性質も併せて覚えておいてください。

ぜひ本記事の寸法表記の読み分け方とカップの底径からの決め方を参考に、手元のカップを測ってから選んでください。

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