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信楽焼の傘立ては玄関に合う?重さと吸水性という陶器の特徴

信楽焼の傘立ては玄関に合う?重さと吸水性という陶器の特徴

信楽焼(しがらきやき)の傘立ては、手に持つと重さが5kgを超えるものも珍しくありません。

滋賀県甲賀市信楽の土は粗い粒を含んでいて、焼き上がった器も厚く作られるためです。

この重さは倒れにくさに直結しますが、玄関の床材によっては底で傷を作ることもあります。

もう一つ知っておきたいのが、信楽焼は陶器なので素地(きじ)が水を吸うという点です。

本記事では、信楽焼の傘立ての土と釉薬の性質・玄関のどんな条件に向くか・水を吸う素材の手入れと経年変化・ステンレスや樹脂と比べたときの選び分けを解説します。

インテリアグッズLab 編集部

インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

信楽焼の傘立ては土が粗く、素地が水を吸う

信楽焼は粗い砂粒を含んだ土を高い温度で焼いた陶器です。

磁器と違って素地に細かい穴が残るので、水に触れると素地そのものが水分を含みます。

釉薬(ゆうやく)というガラス質の膜がかかっている部分は水を通しませんが、底の接地面や高台の内側は釉薬をかけずに焼くことが多く、そこは土がむき出しです。

この構造がそのまま使い勝手に出ます。

濡れた傘を挿したあと、内側に溜まった水が長く残ると、底の未施釉の部分から水がじわりと染みます。

床に置いたままだと、傘立ての底と床の間に水の輪ができることがあります。

受け皿が別パーツになっている製品を選ぶか、月に一度は本体を持ち上げて底を乾かす、という前提で選んでください。

厚みと重さが倒れにくさをつくる

信楽焼の傘立ては壁が厚く、空の状態でも相応の重量があります。

長傘を片側に3本まとめて挿しても、重心が偏りにくいのはこの自重のおかげです。

反面、掃除のたびに動かすのは大変ですし、落とせば割れます。

玄関のたたきに直置きするなら、置き場所を決めたらあまり動かさない使い方が現実的でしょう。

陶器全般の割れやすさについては陶器の傘立ての特徴と向いている玄関の条件で解説しています。

信楽焼が向く玄関と、避けたほうがいい置き場所

向いているのは、屋内の玄関で、たたき(土間)か床に平らな面が確保できる場所です。

重さがあるので風で倒れる心配がなく、ドアの開閉で当たっても位置がずれにくいという利点があります。

避けたいのは3つです。

1つ目は屋外の軒下で、冬に水を含んだまま凍ると、素地の中の水分が膨張して表面が欠けたり釉薬がひび割れたりすることがあります。

寒冷地では特に、屋外に出しっぱなしにしないでください。

2つ目はフローリングへの直置きで、底の土が粗いままだと引きずったときに床を削ります。

フェルトやゴムのシートを噛ませるのが安全です。

3つ目は玄関ドアのすぐ内側で、開閉のたびに扉の角が当たる位置だと、金属の枠にぶつけて欠けを作ります。

直射日光については、陶器は樹脂ほど気にする必要がありません。

ただし窓から強い日が差す場所では、床材のほうが日焼けして傘立ての跡が残ることがあります。

狭い玄関に置く場合の寸法の取り方は玄関が狭い家でも置ける傘立て選びで解説しています。

信楽焼の手入れは、乾かす時間をつくることが中心

普段の手入れは、内側に溜まった水を捨てて、乾いた布で拭くだけで足ります。

外側の釉薬がかかった面は水拭きできます。

汚れが目立つのは、傘の先が当たる内側の底と、水が乾いたあとに残る白い輪です。

白い輪は水道水のミネラル分なので、湿らせた布でこすれば薄くなります。

やらないほうがよいことが3つあります。

塩素系漂白剤の長時間つけ置きは、未施釉の素地に薬剤が染み込んで抜けにくくなります。

食洗機に入るサイズではありませんが、仮に高温高圧の水流に当てれば、貫入(釉薬の細かいひび)から水が入りやすくなります。

金属たわしでこするのも、釉薬に傷を付けて汚れを呼ぶので避けてください。

吸い込んだ水分は、自然に乾くまで素地の中に残ります。

梅雨どきに毎日濡れた傘を挿すなら、風の通る場所に週に一度は移して、丸一日置いてから戻すくらいの間隔で考えておくと安心です。

信楽焼の傘立ては使うほど色が濃くなることがある

経年でどう変わるかは、釉薬の種類と使い方で分かれます。

釉薬が全面にしっかりかかっているものは、見た目がほとんど変わりません。

一方、灰釉や自然釉のように薄くかかった部分がある器や、あえて素地を見せた焼き締めに近い仕上げのものは、水と手の脂が入って色が少しずつ濃くなります。

これを味と見るか汚れと見るかで、選ぶべき製品が変わります。

貫入が入った器では、時間とともに細かいひび模様が茶色く目立ってくることがあります。

強度が落ちるわけではありませんが、玄関を明るく保ちたい人には気になるかもしれません。

白系や淡い色の釉薬ほど変化が見えやすいので、汚れを気にしたくないなら、はじめから濃い色や土の色を活かした器を選ぶほうが気楽です。

匂いについては、水を替えずに放置すると素地に染みることがあります。

使い終わりに水を捨てる習慣があれば、まず問題になりません。

信楽焼そのものの見極め方は信楽焼の傘立ての風合いと耐久性の見極め方で解説しています。

ステンレス・樹脂と比べて信楽焼を選ぶ条件

同じ用途で候補になるのは、ステンレスと樹脂です。

判断の分かれ目は、置き場所が屋内か屋外か、動かす頻度がどれくらいか、そして倒れやすさをどこまで気にするかの3点になります。

素材重さと安定水まわりの扱い向く場面
信楽焼重く倒れにくい素地が吸水するので乾かす時間が要る屋内の玄関に固定して置く
ステンレス薄い製品は軽く倒れやすい水は吸わないが種類によってはもらい錆が出る屋外や、拭くだけで済ませたい場所
樹脂軽く、掃除で動かしやすい丸洗いできる頻繁に位置を変える玄関

玄関に置きっぱなしにして、風や扉の当たりで動かしたくないなら信楽焼が合います。

ベランダや屋外に出すなら、凍結と欠けのリスクを考えてステンレスのほうが無難です。

ステンレスは種類によって錆の出方が違うので、屋外で使うときの見分け方はステンレス製傘立ての錆びにくさと屋外での選び方で解説しています。

素材以前に本数と幅から決めたい場合は、傘立ての選び方の基本で素材・サイズ・置き場所の順に解説しています。

よくある質問

信楽焼の傘立ては水を張ったままにしても大丈夫ですか

張ったままにしないでください。

素地が水を吸い、底の未施釉の部分から床に染みることがあります。

水抜き用の受け皿が付いている製品でも、受け皿の水は使うたびに捨てるほうが安心です。

屋外に置いても割れませんか

冬に水を含んだまま凍ると、表面が欠けたり釉薬にひびが入ったりすることがあります。

寒冷地では屋内に取り込んでください。

温暖な地域でも、雨が直接かかる場所より軒下のほうがもちます。

底で床が傷つくのを防ぐ方法はありますか

底の接地面は釉薬をかけずに焼いてあることが多く、ざらついています。

フェルトシートかゴムのマットを敷いてから置いてください。

市販の家具用フェルトを底の縁に沿って数か所貼る方法でも、引きずり傷は減らせます。

まとめ

信楽焼の傘立ては、重さで倒れにくく、屋内の玄関に据えて使うのに向いた素材です。

ただし素地が水を吸うので、水を溜めたままにせず、底を乾かす時間をつくることが前提になります。

屋外や寒冷地、頻繁に動かす場所では、ステンレスや樹脂のほうが扱いやすいでしょう。

色が濃くなる変化を味と見るか汚れと見るかでも、選ぶべき釉薬が変わります。

ぜひ本記事の素材比較表と置き場所の3条件を参考に、ご自宅の玄関に合う一台を選んでください。

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