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陶器の傘立てはモダンな部屋に合う?特徴と失敗しない選び方

陶器の傘立てはモダンな部屋に合う?特徴と失敗しない選び方

陶器の傘立てをモダンな玄関に置きたいと考えたとき、まず引っかかるのが重さです。

直径20cm前後、高さ50cmほどの筒型でも、陶器なら3kg以上あるものが珍しくありません。

それが安定という利点にも、床を傷める原因にもなります。

さらに陶器は土を焼いた素材なので、釉薬(ゆうやく)という表面のガラス質の膜がかかっていない部分は水を吸います。

モダンな見た目のマット仕上げは、この釉薬をあえて抑えた仕上げであることも多く、見た目の好みと吸水性は無関係ではありません。

本記事では、陶器という素材の性質・モダンな形状で起きやすいこと・置き場所と手入れ・金属や樹脂との選び分けを解説します。

インテリアグッズLab 編集部

インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

モダンな陶器の傘立てで最初に見るのは釉薬のかかり方

陶器と磁器は、同じ「焼き物」でも吸水性が違います。

陶器は土の粒子が粗く、焼成温度も磁器より低いため、素地(きじ)そのものは水を吸います。

磁器は吸水しません。

売り場で「陶器」と書かれているものを買うなら、水を吸う素材だという前提から始めてください。

そのうえで実際の使い勝手を決めるのは、釉薬がどこまでかかっているかです。

全面に釉薬がかかっていれば、水が触れる面はガラス質の膜で覆われるので、素地まで水は届きません。

ただし全面にかかっているとは限りません。

底面や底の縁は、焼くときに棚板と接する部分なので釉薬を外してあるものが多く、そこだけ素地が露出しています。

マット仕上げと光沢仕上げの違い

モダンなデザインで人気があるのは、つや消しの白や黒、コンクリートのような質感の仕上げです。

これらは釉薬の種類を変えてつやを抑えたものと、釉薬を使わず土の色を出したものの両方があります。

前者なら水は素地まで届きませんが、後者は水を吸うので、濡れた傘を長く入れておくと外側にしみが出ることがあります。

商品説明に「無釉」「焼き締め」と書かれていたら、後者だと考えてください。

直線的なフォルムは倒れにくい代わりに接地面が問題になる

モダンな陶器の傘立ては、角柱・楕円・薄い板状といった直線寄りの形が多く、昔ながらの丸い壺型より重心が読みやすい形です。

底面が広い角柱型なら、傘を片側に寄せて入れても倒れにくくなります。

反対に薄い板状のものは、正面から見た幅はあっても奥行きが10cm前後しかないことがあり、長傘を斜めに立てかけると前に傾きます。

形状より先に確かめてほしいのは、底が平らかどうかです。

陶器は焼くときに1割ほど縮むため、大きな器ほど底がわずかに反ります。

板張りの床やタイルに置くと、3点でしか接地せず、傘を出し入れするたびにカタつくことがあります。

フェルトを底に貼るか、玄関マットの上ではなく三和土(たたき)に置いて安定を取ってください。

重量のあるものを直接タイルに置くと、当たった一点に力が集まって欠けることもあります。

陶器の傘立てが向く玄関と、避けたほうがいい置き場所

屋内の玄関で、床がタイルかコンクリートの三和土なら、陶器はいちばん相性のいい素材です。

重さがあるので風で動かず、金属と違って錆びる心配もありません。

逆に避けたい条件は3つあります。

  • 屋外や半屋外(軒下・共用廊下)。冬に水が凍ると、吸水した素地が内側から割れることがあります
  • 小さい子どもや高齢の方が毎日通る動線の真ん中。3kg以上の陶器が倒れると危険で、割れた破片も鋭くなります
  • 直射日光が長く当たる窓際。釉薬自体は日焼けしませんが、内部にたまった水が乾かないまま温まると、においの原因になります

マンションの内廊下のように風が通らない玄関では、底にたまった水がなかなか乾きません。

水受けトレーが取り外せるタイプか、底が浅く手を入れて拭ける形を選んだほうが扱いやすいでしょう。

狭い玄関に置く場合の寸法の取り方は玄関が狭い家でも置ける傘立て選びで解説しています。

陶器の傘立ての手入れは「底の水を残さない」に集約される

外側は固く絞った布で拭くだけで足りますが、内側の底は別です。

雨のあと1〜2日で水は乾きますが、そのあいだに傘から落ちた砂や泥が沈み、乾いてから固まります。

これが黒ずみとにおいのもとになります。

底が広く、深さが40cm以下なら手が入るので、月に一度は内側を拭いてください。

深い筒型で手が届かないときは、柄の長いスポンジか、丸めた布を割り箸に挟んで底に押し当てます。

取り外せる中皿がある製品なら、そこだけ水洗いすれば済みます。

やらないほうがいいことも決まっています。

塩素系漂白剤を注いで放置すると、釉薬のかかっていない底の素地に薬剤が染み込み、あとから白い粉が浮くことがあります。

食器洗い乾燥機は、そもそも入らないうえに急な温度変化で割れる可能性があります。

屋外に出してホースで丸洗いしたあと、日なたで一気に乾かすのも避けてください。

素地に水が残った状態で表面だけ乾くと、内部の水分が動いてひび(貫入)が広がることがあります。

陰干しで、風の通る場所に一晩置くのが無理のない方法です。

陶器の傘立ては割れる前提で選ぶ|金属・樹脂との使い分け

陶器は硬いので傷に強く、色も抜けません。

10年使っても見た目は変わらないという点では、素材として長寿命です。

その代わり、一度の落下や強い衝撃で終わります。

買い替えの理由が「くたびれたから」ではなく「割れたから」になる素材だと考えてください。

使ううちに起きる変化としては、無釉のものが水を吸ってしみになる、貫入に汚れが入って線が目立つ、といったところです。

どちらも味として受け取れるかどうかで評価が変わります。

素材向く条件代償
陶器屋内の玄関、床がタイルや三和土、重さで安定させたい3kg以上あり移動が大変、落とすと割れる、屋外の凍結に弱い
ステンレス屋外・半屋外、水がかかる場所、軽く動かしたい軽いぶん風で倒れる、鋼種によっては錆が出る
樹脂子どもがいる家、頻繁に位置を変える、丸洗いしたい軽くて安定しない、直射日光で色があせる

モダンな見た目を保ちつつ屋外でも使いたいなら、陶器ではなく金属を検討したほうが条件に合います。

ステンレスは種類によって磁石が付くものと付かないものがあり、錆びにくさも一律ではありません。

屋外での使い方はステンレス製傘立ての錆びにくさと選び方で解説しています。

陶器そのものの強度をもう少し詳しく知りたい場合は陶器の傘立ては割れやすいのか、産地ごとの土と焼き方の違いは信楽焼の傘立ての選び方で解説しています。

よくある質問

モダンな陶器の傘立ては水受けトレーが必要ですか

全面に釉薬がかかった筒型で、底の水を自分で拭ける形なら、トレーなしでも使えます。

ただし底に手が届かない深さのものや、無釉で素地が出ているものは、取り外せる中皿があるほうが手入れが楽です。

トレーは製品によって同梱かどうかが違うので、購入前に仕様を確認してください。

陶器の傘立てを賃貸のフローリングに直置きしても大丈夫ですか

底の縁に釉薬がかかっていない部分があると、その粒子が硬いので、動かしたときにフローリングに線状の傷が付くことがあります。

フェルトかコルクのシートを底に貼ってください。

重さが3kgを超えるものは、床材に凹みが残る可能性もあります。

ひび割れのような細い線が入っていますが不良品ですか

釉薬と素地の縮み方の差で入る貫入という現象で、陶器では珍しくありません。

多くは表面の釉薬だけの線なので、水が漏れることはありません。

ただし底の外側まで貫通して水がにじむ場合は初期不良の可能性があるので、購入店に相談してください。

まとめ

モダンな陶器の傘立てを選ぶときに見るのは、デザインの前に釉薬のかかり方と底の形です。

全面に釉薬がかかっていれば水は素地まで届かず、底が平らで手が入る深さなら手入れも続きます。

逆に、無釉のマット仕上げを屋外や凍結する場所に置くと、素材の弱点がそのまま出ます。

重さは安定という利点と、床への負担・落としたときのリスクという代償の両方をもたらします。

屋内のタイル床に据えて動かさない使い方なら、陶器は長く見た目が変わらない素材です。

ぜひ本記事の素材比較表と置き場所の3条件を参考に、ご自宅の玄関に合う仕上げを選んでください。

素材そのものをもう一度広く比べたい場合は傘立ての選び方で解説しています。

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