SHARE:

トイレにタオル掛けがない|後付けできる場所と選び方

トイレにタオル掛けがない|後付けできる場所と選び方

トイレの壁を見渡しても、タオルを掛ける金具が一本も付いていない家があります。

手を洗ったあとはペーパーで拭くか、濡れた手のままドアノブを握るかの二択になり、ノブの根元や床に水が落ちます。

賃貸のトイレの壁はほとんどが石膏ボードで、ネジをそのまま打っても効きません。

しかも幅80cm前後の個室が多く、掛ける場所より先に「どこなら体や扉に当たらないか」で候補が絞られます。

本記事では、トイレにタオル掛けがないときに使える固定方法・狭い個室で必要な出幅と高さ・湿気で裏目に出る素材を解説します。

インテリアグッズLab 編集部

インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

トイレにタオル掛けがない家で最初に起きること

タンク一体型の手洗いは蛇口から手までの距離が短く、水が跳ねます。

拭くものが手の届く範囲にないと、そのままドアノブを触ることになり、ノブの根元と床に水滴が残ります。

ペーパーで拭く方法もありますが、厚手のシングルだと拭き切れず、来客のたびに使い方を説明する手間もかかります。

もうひとつ起きるのが、乾きにくさです。

トイレは換気扇が小さく、窓がない間取りでは空気が動きません。

洗面所なら数時間で乾くハンドタオルが、トイレでは半日湿ったままということがあります。

掛ける場所を決めるときは、換気扇や窓からの風が当たる位置を選んだほうが、同じタオルでも状態が変わります。

穴を開けずに付けるトイレのタオル掛けの固定方法

トイレで使える固定方法は、ドアに掛ける・壁に貼る・壁にネジで留めるの3タイプです。どれを選べるかは壁とドアの作りで決まるので、商品を探す前に手で触って確かめてください。

ドアの上枠に掛けるタイプ

ドア上端に金具を引っ掛けて吊るタイプは、壁に手を加えずに済みます。

ただしトイレのドアが内開きだと、掛けたタオルが便器や人の背中に当たります。

外開きか引き戸なら向きますが、ドアの厚みが合わないと金具が斜めに浮くので、上端の厚みをミリ単位で測ってください。

上枠に段差のある框(かまち)ドアでは、そもそも金具が水平に載りません。

粘着テープで貼るタイプ

粘着タイプが向くのは、平らでつるつるした面です。

トイレの壁は塩化ビニルのクロスが多く、表面に細かい凹凸があるものは接着面積が稼げず、数日で剥がれることがあります。

凹凸のある壁紙なら、貼る前に目立たない場所で試すのが安全です。

メーカーが示す耐荷重は決まった条件で測った値で、気温や油分、下地の状態で変わります。

タオル1枚なら重量は軽いので、心配するのは重さより、引っ張ったときに斜め下へ加わる力です。

ネジで留めるタイプ

いちばん外れにくいのはネジ留めですが、石膏ボードにネジを直接ねじ込んでも効きません。

柱や間柱のある位置を下地探しの道具で探すか、石膏ボード用のアンカーを使ってください。

原状回復が必要な賃貸では、穴の数と大きさを先に確認しておくと判断しやすくなります。

壁の穴を避けたい場合の考え方は、穴を開けない設置の工夫で解説しています。

狭い個室で決まる出幅と高さの目安

壁から何センチ出るか

トイレで先に決まるのは、壁からの出幅です。

バーやリングにタオルを掛けると、金具の出幅にタオルの厚みが加わり、実際には金具の寸法より2〜3cmふくらみます。

便器の横に立つときの膝や、座った状態での肩の位置に当たると、毎回体をひねることになります。

出幅が5cm前後のリングや、壁に沿って畳めるフックだと当たりにくくなります。

内開きのドアがある場合は、扉が開く軌跡の外側に収めてください。

床からの高さ

高さは、手を洗う位置から半歩以内で届く場所に合わせます。

大人だけなら床から80〜100cmが目安ですが、子どもが自分で使うなら手が届く70cm前後まで下げる判断もあります。

ただし低くすると掃除のときにタオルが便器に触れるので、拭き掃除の動きも想像してから決めてください。

場所ごとの高さの考え方は設置場所別の選び方、家族の人数から本数を出す方法は本数と位置を決める基準で解説しています。

タオルを掛ける以外の置き方も候補になる

掛ける場所が作れないなら、置く方法に切り替えたほうが早い場合があります。

タンク上の手洗い脇にトレーを置いて小さく畳んだタオルを重ねる、ペーパーホルダー上部の棚に載せる、床置きのスタンドを使うといった選び方です。

置き型は湿ったタオルが空気に触れる面が減るので、1枚を長く使い回すのには向きません。

1回ごとに交換する使い捨てのペーパータオルを置く家もあります。

タンクの蓋は樹脂が多く、水がかかると滑ります。

トレーを置くなら底面にゴムが付いたものか、重みのある陶器を選ぶと動きにくくなります。

狭い個室での置き場所の作り方は狭い空間での設置アイデアで解説しています。

トイレでは裏目に出やすい素材と形

長さ60cm級のバスタオル用バーは、トイレに付けると通り道を塞ぎます。

掛けるのがハンドタオル1枚なら、幅15〜20cmのバーかリングで足ります。

突っ張り式を横向きに使う置き方も勧められません。

突っ張りの耐荷重は真下方向に引く力での値で、タオルを引き下ろすような横や斜めの力が加わると、表示より早く外れます。

吸盤も候補から外れやすい仕上げです。

吸盤が付くのはガラスや鏡のような平滑な面で、クロス貼りの壁にはほぼ吸い付きません。

マグネットも同じ理由で、トイレには鉄の面がまず見当たりません。

吸盤の使いどころは吸盤タイプの向き不向きで解説しています。

素材では、無塗装の木と鉄が湿気に弱くなります。

木は水を吸って黒ずみ、鉄は塗装が欠けた部分から錆が出ます。

換気の弱いトイレなら、ステンレスか、樹脂で覆われたものを選ぶほうが手入れが楽です。

よくある質問

トイレにタオル掛けは必要ですか

必ず要るものではありません。

ペーパータオルを置く、手洗いをトイレの外の洗面台で済ませる、という選び方もあります。

ただし濡れた手でドアノブを触る前提になるので、ノブまわりを拭く頻度は増えます。

賃貸でネジを打てないときはどうすればいいですか

ドアの上枠に掛けるタイプか、粘着タイプが候補になります。

粘着は壁紙の表面が凹凸のあるものだと剥がれやすく、剥がすときに壁紙を持っていくこともあるため、貼る前に目立たない場所で試してください。

判断が付かないなら、置き型に切り替えるのが確実です。

トイレのドアにマグネットは付きますか

木製や樹脂の化粧ドアには付きません。

金属のドアでも、磁石が付かない鋼種やアルミの場合があります。

手持ちの磁石を当てて、ずり落ちずに止まるかどうかを先に確かめてください。

トイレのタオルはどのくらいで交換するのがいいですか

換気の弱いトイレでは乾きが遅いので、使う人数が多い家では1日1回より短い間隔で替えたほうがにおいが出にくくなります。厚手より薄手のハンドタオルのほうが乾きが早く、枚数を回しやすいです。

まとめ

トイレにタオル掛けがない場合、まず壁が石膏ボードかどうかとドアの開き方を確かめると、ドアに掛ける・壁に貼る・ネジで留めるのどれが使えるかが決まります。

そのうえで壁からの出幅を5cm前後に抑え、手を洗う位置から半歩で届く高さに合わせれば、狭い個室でも体や扉に当たりません。

長いバー・横向きの突っ張り・吸盤・無塗装の木は、トイレの狭さと湿気では裏目に出ます。

ぜひ本記事の固定方法の3タイプと出幅・高さの目安を参考に、自宅のトイレで使えるものから選んでください。

あなたへのおすすめ