ワインディングマシーンのデメリットとは?購入前の注意点

静かな寝室に置いたワインディングマシーンが、数十分おきにモーター音を立てます。ワインディングマシーンのデメリットとして挙がるのは、この動作音と、入れておいたのに時計が止まっていること、そして24時間通電し続ける置き場所の3つにだいたい集まります。
やっかいなのは、どれも本体の故障に見えて、実際にはTPD(1日あたりの回転数)の設定や回転方向、置いている棚板のほうが原因という場合がある点です。原因を決めつけて買い替えると、同じ症状が次の1台でも出ます。
本記事では、ワインディングマシーンのデメリットが出る原因・自分でできる切り分け・原因別の対処と効果が薄い手当てを解説します。

インテリアグッズLab 編集部
インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ワインディングマシーンのデメリットとしてよく挙がる3つ
動作音は本体だけで決まらない
モーターとギアで回す装置なので、無音にはなりません。
ただし同じ製品でも、置く面によって聞こえ方が変わります。
中が空洞のカラーボックスやガラス棚に直置きすると、板が振動して音が増幅されるためです。
昼間は気にならなかった音が、寝室で夜になると急に目立つのはこのためです。
入れておいたのに時計が止まる
回してさえいれば巻けるわけではありません。
自動巻きのローターが巻き上げる方向は機種によって違い、片方向でしか巻かないムーブメントもあります。
マシン側の回転方向が合っていなければ、一晩回しても巻き上げ量が足りずに止まります。
1日あたりの回転数が時計の求める量に届かない場合も同じです。
マシンの基本的な役割と選び方の基準はワインディングマシンの選び方で解説しています。
通電しっぱなしと置き場所のコスト
使っていない時計のために電源を入れ続ける装置なので、コンセントが1口ふさがります。
乾電池式は配線が要らない代わりに電池交換が定期的に発生し、ACアダプター式は電源のある場所にしか置けません。
ガラス扉付きの製品は思ったより外寸が大きく、棚の奥行きが足りずに扉が開かないこともあります。
音か時計側か、ワインディングマシーンの不調の見分け方
原因を絞るには、時計を入れた状態と外した状態の2回、同じ動作をさせて比べてください。手間は5分もかかりません。
| 確かめかた | こうなったら | 疑う原因 |
|---|---|---|
| 時計を外して空回しする | 音がほとんど変わらない | モーター音そのもの、または設置面の共振 |
| 時計を外して空回しする | はっきり静かになる | ホルダーと時計の当たり、重さによる負荷 |
| 本体を厚手のマットの上へ移して回す | 音が小さくなる | 棚板が振動している |
| 竜頭(りゅうず)で手巻きしてから戻し、24時間後に見る | 動いている | 回転数か回転方向が時計に合っていない |
| 竜頭で手巻きしてから戻し、24時間後に見る | また止まっている | 時計側の不調(油切れや部品の摩耗) |
手巻きできない自動巻きもあるので、その場合は時計を手に持って左右に20〜30回ほど軽く振り、動き出してから戻して同じように見てください。この切り分けで、マシンの設定を触るべきか、時計を時計店へ持ち込むべきかが分かれます。
原因別の対処と、やっても効果が薄い手当て
音への対処
共振が原因なら、本体の下にコルクや厚手のフェルトを敷くだけで聞こえ方が変わります。
中が空洞の家具の上から、無垢材(むくざい)の棚や床に近い低い位置へ移すのも有効です。
それでも気になる場合は、日中だけ回すタイマー機能付きの製品を検討してください。
止まる・巻き上がらないときの対処
まず回転方向を両方向に切り替えて、24時間様子を見ます。
それで動くなら、時計は片方向でしか巻かないタイプだったということです。
方向を変えても止まるなら、TPDを一段階ずつ上げて、1日ごとに確認してください。
設定値の目安と方向の合わせ方は回転数と回転方向の合わせ方で解説しています。
ホルダーが太くてバンドが伸びきっている場合も、時計が傾いてローターが回りにくくなります。
効果が薄い対処
TPDをいきなり最大にしても、止まりの解決にはあまりつながりません。
多くの自動巻きムーブメントには巻き上がりきった力を逃がす仕組みがあり、余分に回してもモーターの稼働時間と音が増えるだけだからです。
本体をタオルや布で包む消音も勧められません。
音源は内部のモーターなので下がり幅が小さいうえ、通気を塞ぎます。
また、日々の進み遅れがマシンで整うことはなく、それは分解掃除の領域の話です。
デメリットが消えないときに考える買い替えと手巻き
設定を一通り変えても止まるなら、原因はマシンではなく時計側にあります。
メーカーは分解掃除の推奨間隔を公表していますから、前回の時期を確認して、購入店か時計店に相談してください。
マシンを買い替えても、この症状は直りません。
本体側の異音や回転停止が続く場合は、メーカー保証の期間内かどうかをまず確かめます。
保証書と購入証明が必要になる製品が多く、自分で分解すると対象外になります。
そもそも毎日着ける1本しか持っていないなら、使う前に手で巻く運用でも困りません。
必要な人と不要な人の線引きは使う人と使わない人の違いで解説しています。
なお、ガラス扉が割れた場合は素手で片付けず、厚手の手袋と新聞紙を使ってください。手を切ってしまったときは、自己判断で処置せず医療機関に相談してください。
次に買うワインディングマシーンで避けたい条件
同じ不満を繰り返さないために、仕様表で見る場所は決まっています。次の4つが書かれていない製品は、届いてから調整できません。
- 回転方向が片方向固定で、両方向に切り替えられない
- TPDが固定で、時計に合わせて変えられない
- ACアダプターに非対応、または別売りかどうかの記載がない
- ホルダーの太さが調整できず、細腕のバンドが固定できない
加えて、置く場所の実寸を先に測ってください。
扉が手前に開く製品は、外寸のほかに扉の開閉ぶんの余白が要ります。
棚の奥行きが本体とぴったりだと、扉が枠に当たって開きません。
静かさと本数を軸にした比較は本数と静音性での比較ポイントで解説しています。
よくある質問
入れっぱなしにすると時計は傷みますか
傷むとも傷まないとも断定できません。
巻き上がりきった力を逃がす仕組みを持つムーブメントが多い一方、稼働時間が増えれば潤滑油の消耗は進みます。
気になる場合は、着けない日はマシンから出しておく運用にして、分解掃除の間隔はメーカーの案内に従ってください。
モーターの磁気で時計が磁気帯びしませんか
磁気帯びしたかどうかは、時計店の磁気チェッカーで測らないと分かりません。心配な場合は、モーターと時計ホルダーの距離について記載のある製品を選び、実際に進みが急に速くなったら購入店か時計店に持ち込んでください。
ロレックスでも同じデメリットが出ますか
回転方向と回転数が合わなければ止まるという点は、ブランドを問わず同じです。必要かどうかの判断基準はロレックスでの必要性の考え方で解説しています。
まとめ
ワインディングマシーンのデメリットは、動作音・止まること・置き場所の3つに集まりますが、そのうち音と止まりは設置面と設定で変わる部分が大きく、本体の性能だけの話ではありません。
時計を外して空回しし、手巻きしてから戻して24時間見る。
この2つを試すだけで、マシンを触るのか時計店へ持ち込むのかが分かれます。
ぜひ本記事の切り分け表と、次に買うときの4条件を参考に、手元の症状がどちらなのかを確かめてください。


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