タオル掛けの外し方|壁付けと吸盤タイプで方法は違う?

タオル掛けの台座を上から下からのぞいても、ネジの頭がどこにも見当たりません。
台座の下面に直径2mmほどの六角の穴が空いているなら、それはイモネジと呼ばれる頭のない止めネジで、六角レンチで数回緩めるだけで本体が台座から抜ける作りです。
一方、両面テープやマグネットで留まっているタイプは工具そのものが要らず、むしろ力任せに引くと壁紙ごと剥がれます。
本記事では、固定方法別のタオル掛けの外し方・石膏ボードに残ったアンカーの扱い・洗面ボウルの上で作業するときの注意点を解説します。

インテリアグッズLab 編集部
インテリアグッズLabは、傘立て・表札・花瓶・タオル掛けといった、部屋の一角に置く小物の選び方をまとめたメディアです。素材で何が変わるか、どこを測れば収まるか、賃貸でも取り付けられるか。買う前に確かめておきたい条件から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
タオル掛けの外し方は、台座の固定方法で決まる
外す手順は本体の形ではなく、壁と台座がどうつながっているかで変わります。
まず台座の縁を指でなぞり、ネジ頭・ゴムの吸盤・薄いテープの層・押すとわずかに動くマグネットのどれに当たるかを確かめてください。
ここを飛ばして引っ張ると、外れるべきでない場所から壊れます。
| 固定方法 | 見分け方 | 外すときの動き |
|---|---|---|
| ネジ止め | 台座に十字のネジ頭、または台座下面に小さな六角穴がある | ドライバーか六角レンチで緩める |
| 両面テープ・接着剤 | 壁と台座の間に1〜2mmの樹脂の層が見える | 隙間に糸を通し、下へ引きながら切る |
| マグネット | 洗濯機の側面や鋼板の壁で、指で押すとわずかにずれる | 真上に引かず、横へスライドさせる |
| 吸盤 | 半透明のゴムの円盤が透けて見える | 縁をつまんで持ち上げ、空気を入れる |
ネジが見えないときに疑う場所
ネジ頭が隠れている製品には、だいたい2つの作りがあります。
ひとつは台座の付け根にある化粧リングを反時計回りに回すと外れ、中からネジが出てくるもの。
もうひとつが冒頭のイモネジで、台座の真下や側面の目立たない位置に穴が開いています。
どちらも本体に付属する六角レンチが前提の作りなので、手元になければホームセンターで1.5mmと2mmが入ったセットを用意すると合わせられます。
ネジ止めのタオル掛けの外し方と、壁に残るアンカー
ドライバーはネジ溝に合うサイズを使ってください。
洗面所のタオル掛けは湿気でネジが固着していることがあり、小さいドライバーで無理に回すと一発で溝がつぶれます。
回す力よりも押し付ける力を強めに、体重を乗せるつもりで回すと食いつきます。
ネジ山がつぶれてしまったとき
溝が丸くなったら、ドライバーの先に薄いゴムシートや輪ゴムを挟んで回すと噛むことがあります。
それでも動かない場合は、ネジ頭をつかむ専用のプライヤーに持ち替えるほうが早いでしょう。
電動ドライバーは回転が速く、樹脂の台座を割ったりネジを余計になめたりするので、緩め始めだけは手で行うことをおすすめします。
抜いたあとの穴にアンカーが残る
石膏ボードに取り付けられていた場合、ネジを抜いても壁の中にはボードアンカーが残ります。
ねじ込み式のアンカーはマイナスドライバーで反時計回りに回すと出てきますが、傘のように開くタイプは引き抜こうとすると穴の周りが割れて、直径2cmほどの欠けになります。
出っ張りだけをカッターで面一に削り、あとは補修用のパテで埋めるほうが被害が小さく済みます。
両面テープで付いたタオル掛けを剥がす手順
テープ留めは、上下に揺すって外そうとするのがいちばん失敗します。
台座と壁の隙間に釣り糸かデンタルフロスを通し、両端を持って下へ引き下ろすと、テープ層だけを切り離せます。
糸が入らないほど密着しているなら、ドライヤーの温風を20〜30秒ほど当てて粘着を柔らかくしてから同じ動きを試してください。
ただし壁紙の上に直接貼られている場合、粘着のほうが紙より強いことがあります。
紙の表面が浮き始めたら、そこで止めて剥離剤に切り替えるか、無理をしないほうが安全です。
剥離剤は目立たない場所に少量つけて、変色しないかを先に確かめます。
タイルに接着剤で固定された陶器製のタオル掛けは、剥がすときにタイルを欠いたり、その下の防水層を傷めたりすることがあるため、浴室では取り付け業者やリフォーム店に相談してください。
洗面ボウルの上での作業で割りやすいもの
洗面台のタオル掛けは、真下に陶器のボウルがある位置に付いていることが少なくありません。
外れた瞬間に本体が落ちれば、ボウルの縁が欠けます。
工具を取り落としても同じで、直し方の話が水栓ごと交換する話に変わってしまいます。
作業前にボウルへ厚手のタオルを敷くか、段ボールを1枚渡しておくだけで防げます。
片手で本体を支え、もう片手でネジを回す姿勢になるので、最後の1本を抜く前に本体の重さを手で受けておくと落としません。
手が濡れていると工具が滑るため、先に拭いてから始めてください。
高い位置にあるからといって、洗濯機のふたや浴槽の縁に足を掛けるのは避けます。
外したあとの壁をどうするか、次に何を掛けるか
賃貸で最初から付いていた設備なら、外す前に管理会社へ一報を入れておくと安心です。
原状回復の範囲は契約によって違い、自分でパテ埋めや塗装をしたことで、かえって修繕費の話がこじれることもあります。
自分で後付けしたものを外して穴が残った場合も、埋め方を相談してから動くほうが早く片づきます。
付け替えるなら、同じ場所に同じ穴で留められるかを先に測ってください。
台座の穴のピッチが1cm違うだけで、既存の穴は使えません。
設置場所ごとの素材とサイズの決め方はタオル掛けの選び方で解説しています。
洗面台まわりのように幅が取れない場所については、洗面台に置けるサイズの考え方で扱う奥行きの目安が参考になります。
手を洗うときに腕時計を外す人なら、空いた壁面に小さな棚を付ける選択もあり、置き場所の作り方は腕時計の収納方法で解説しています。
よくある質問
六角レンチのサイズが分かりません
小型のイモネジには1.5mmや2mmがよく使われますが、製品によって違います。
台座の裏や本体の端に型番が刻印されていることがあるので、それをメーカーのサイトで検索すると取扱説明書が見つかる場合があります。
分からなければ、1.5mmから3mmまで入ったセットを用意して合うものを探すのが確実です。
マグネット式のタオル掛けを外すと跡が残りますか
塗装面に貼っていた場合、磁石と面の間に水分やほこりがたまり、輪の形の汚れが残ることがあります。
洗面所や浴室のドアでは、外したあとに水気を拭き取って乾かしておくと広がりません。
なお、ステンレスでも磁石が付かない種類があるため、付け替えるときは手持ちの磁石を面に当てて確かめてください。
ネジ穴は自分で埋められますか
石膏ボード用の補修パテを穴に詰め、乾いてから平らにならす方法があります。
ただし壁紙の色や柄と完全に合わせるのは難しく、補修跡は残ります。
持ち家であればそのまま埋めて問題ありませんが、賃貸では前の項目のとおり、先に管理会社へ確認してください。
接着剤が壁に残ってしまいました
硬くなった接着剤は、プラスチックのヘラで少しずつ削ぎ落とします。
金属のスクレーパーは壁紙を切ってしまうので使いません。
残った薄い膜は、シール剥離剤を布に取って押し当て、時間を置いてから拭き取ると落ちやすくなります。
まとめ
タオル掛けを外す作業でつまずくのは、ほとんどが最初の見分けの段階です。
ネジ頭が見えないならイモネジか化粧リング、隙間があるならテープ、押して動くならマグネットと当たりを付ければ、あとは工具を持ち替えるだけで進みます。
外れたあとに残るアンカーや接着剤の処理まで含めて考えておくと、壁を余計に傷めずに済むでしょう。
ぜひ本記事の固定方法別の見分け方と手順を参考に、下にボウルがある位置かどうかを確かめてから作業に入ってください。





